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私に出来る事は…みっちゃんを傷つけないように
「今はおとなしくしているんだな」
そう言って赤司君は体育館の方へむかっていった。
どうして、今はおとなしくしていなきゃいけないの?おとなしくして私に出来る事ってなに?
………そうだ!私が出来る事。下駄箱に埋め尽くされた悪口を書かれた紙を隠蔽する事。
私はみっちゃんの下駄箱の中にある紙をゴミ箱に捨てた後体育館へ向かった。
「A遅かったね!何かあった?」
千夏には言った方がいいのかな?
「あ、あのねみっちゃんの下駄箱に…」
私は千夏に全て話した。赤司君が止めた事も
「どうしてあの時赤司君が私を止めたのか分からない」
「んー、分からないけど、多分実渕先輩は今調子悪い見たい。赤司君はそんな彼を見てこれ以上調子を悪くさせたくなかったんじゃないかな?」
でも、それだったら私があいつらに止めても良くなかった?私があいつらに言った所で辞めてくれるかは分からないけど…
「でも、私が言えば…「多分理由はAにあるんじゃない?」
え?私?どうして?
「私の感なんだけどね。実渕先輩がAの事気になってるんじゃないかな?さっきから実渕先輩ちょくちょくAの所を見てるよ」
みっちゃんが私を?どうして?私にら見る必要なんている?何か理由があるのかな?
分からないけどみっちゃんの所を見ると目が合った。
そして、すぐに目を逸らされた。
「ね?見てたでしょ?」
「う、うん。でも何でだろう?私に興味なんてないはずなのに」
「ふふ、いつかきっと気づくよ。Aも実渕先輩も」
千夏は意味深な事を言ってバスケの方に目を向けた。いや赤司君の方へ、目を向けた。
.
その後バスケの練習が終わってコタ先輩にブレザーを返すために体育館の入り口で待っていた。
千夏は用事で先に帰ってしまったから喋る相手がいない。寂しいなって思う事いつぶりだろう。
今まで起こってた事思い返してたらいつのまにか生徒達がゾロゾロっと入口から出てきた。
コタ先輩はまだ出てきてないみたい。
1人で待っているとバスケ部の先輩であろうと思う人が喋りかけてきた。
「あれ?君1人?てか、Aちゃんじゃん」
私の名前どうしてしってるのかな?私教えてないんだけど…怖いな
「君可愛いって有名だよぉ。今1人やったら俺らと遊ぼーぜ」
怖くて声が出ない代わりに首で横に振った
「いいじゃん!そんな堅苦しくしなくて」
この人しつこい…誰か助けて
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あん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すいません!なかなか更新出来ずに申し訳ないです。完結は必ずします!! (2021年6月5日 21時) (レス) id: c8edf82a1a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月5日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!!!なかなか更新出来ずにいてごめんなさい!自分のペースで少しずつですが更新出来たらいいなって思ってるんで、また楽しみに待ってください!私も頑張ります!! (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6857ec3cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - お忙しい中更新していただいたこと凄く嬉しいです!これからも自分のペースで頑張ってください!応援しています! (2021年4月26日 16時) (レス) id: d6ecc7e628 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2020年9月7日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんさん | 作成日時:2018年9月27日 23時