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12ノ唄「悪い人には御用心」 ページ14

アーカラ島にやっと上陸した。
ハウ君と博士の寒いギャグやら
島クイーンのライチさんとマオの登場。
色々あって、その後は解散という形になった。
ハウ君と博士のギャグの所為で、
ルディがボールから出てくる寸前だった。
あぶないあぶない…また騒ぎになるところだった。
「あっ、アイさん……」
「ぴゅう」
ブティックの方に歩いて行くと、リーリエがいた。
“リーリエは服選び?”
「それもありますが、このコ……
 命の遺跡にも興味を示すかもしれません」
リーリエはそういって、コスモッグを見た。
まぁ確かに普通に考えて、リーリエとコスモッグが
遺跡に行くのが無難なんだろうな。
“アーカラ島の守り神は
カプ・テテフだから、その可能性はあるかもね”
「ぴゅう?」
コスモッグは話の内容を
何も分かっていないけど、気にしないでおこう。
今はリーリエの話の途中だし。
「その時はご一緒に……
 このコ、アイさんの事。
 お気に入りのようですから」
リーリエがコスモッグを見ると
嬉しそうに身体を左右に振った。
この笑顔で断る理由なんてないかな。
私は強く頷いた。
「ありがとうございます。
 では私達、ホテルしおさいにいますね。
 大事な人と待ち合わせなんです」
“道は大丈夫?迷わない?”
「大丈夫です。建物は見えていますから
 流石に迷ったりしません」
「ぴゅう!」
「あなたはバッグですよ」
コスモッグがなぜか私の方まで来て、
リーリエの方に振り向いた時、
またジャグリングの時のように
いやいやと身体を左右に振る。
それを見たリーリエは少し頰を膨らませて、
ダメだと言うように、首を振った。
ピピーッ
『ほら、リーリエを困らせたら駄目だよ』
私はコスモッグの頭を優しく撫でると、
するとそれがとても嬉しかったらしい。
無邪気な笑顔でリーリエのバッグの中に
素直に戻っていった。いい子で良かった。
リーリエはその場を去ろうとしたけども、
なにか言いたげな表情で私の方に振り向いた。
「スカル団はポケモンさんを奪う
 悪い人達だと聞きました。
 私達は怖い人に出会わないよう
 気を付けないと……ですよね、アイさん」
そういって、今度こそ立ち去っていった。
バカル団に…か。私の場合は、
あの執念深い狂ったストーカーだろうけど…
アローラ地方に逃避してあまり日がたっていないからまだ勘付かれていないと思うけど、
一応用心するに越した事はないね。

13ノ唄「強さを求める者」→←11ノ唄「潮風とヨットと罪悪感」


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設定タグ:ポケモンSM , グラジオ , オリジナル設定   
作品ジャンル:恋愛
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時雨 - みづっら (2019年9月8日 17時) (レス) id: daad10c58f (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年6月24日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
20298265488 - 空白があまりなく読みにくいです (2019年6月17日 1時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ampere | 作成日時:2018年10月22日 22時

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