【あんスタ】皇帝様のお人形【月永レオ】

操り糸が28本？ ページ34

もしかしたら、私は………



って違う違うっ！
絶対違う！！
そんな、私が月永くんに……
ありえない！！！
だって元々不法侵入してきた人だし、
あ、でも英智が言って……
あぁ、わからない……


『はぁ……』

「ん？どうしたどうした！？溜め息なんかついて！」

prrrrr…

「あ、電話だ！ﾊｯ、ルカたん！！！


……もしもし、ルカ？」

ｽﾞｷｯ
『？？』

胸の辺りが、痛い。

「あーうん。
うん……じゃあさ、______っていう花、買ってきてくれる？
うん、うん…ありがと、じゃあな」

……何の花…？

「よし…あ、A〜」
『え、あ、何？』

「荷物ってそんだけ？少なくない？」

『あっ、英智が届けてくれるみたい』
「ふ〜ん……花は？」

『花もいくつか買ってきてくれるみたい』
「へぇ、そうだ。何か飲む？コーヒーとココアと水とお茶」

『えっと、じゃあココアで』
「ん。ちょっと待っててな！」


そう言うと、月永くんは鼻歌を歌いながら、自分の分と私の分のココアを作り始めた。

鼻歌で上手なの、わかるってすごいな〜…

そういえば、英智の歌はきいたことあるけど、鼻歌はないな……

きいてみたいな〜

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