キミガシネの世界にトリップしたので原作崩壊しようと思います！ (ページ22)

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原作崩壊21 ページ22

『…ケイジさん、何か辛いことが…』

ケ「ないよ、そんなの」

〔あまねー！大丈夫？ドアカギかかってるけど…〕

ケ「！」

あ、鈴音きちゃった。

『うん！大丈夫！』

ケ「！！！」

〔そう、なら良かったー！探索頑張ってね！〕

『ありがとう！奏！』

ケ「…どうしておまわりさんを庇ったの？」

『え、いや、これは何か理由があってしていると思ったので…』

ケ「…あまねちゃんは優しいね。こんな酷いことしたおまわりさんを庇うなんて…いつか変な男に引っかかちゃうよー」

『？はい！気をつけます！』

ケ「あまねちゃん、ごめんねー。おまわりさん、バカなことしてたよ。あまねちゃんの言った通り、おまわりさん、おかしかったみたい」

『そうだったのですか…何かあったら相談してくださいね！たとえば人生や恋愛…"幻"が見えたりとか…』

ケ「！？」

『どうしましたか？ケイジさん。もしかしてあるんですか？何か悩みが』

ケ「…あー。ちょっとね…？」

『…一人で抱え込まないでください。私、さっき言った悩みを全部最善の方法で解決してきました。子供だからって信用しない人とかもいますが、私は違います！』

ケ「…じゃ、少し聞いてもらえる？」

『はい！』

ケ「実はね、おまわりさん、人を撃っちゃったことがあるんだ…ごめんね、信じられないよね」

『いいえ。私は信じます。続きをどうぞ』

ケ「！？…それで、その人が小さい頃にお巡りさんに警察になるきっかけをくれた人だったんだ」

『そうだったんですか…』

ケ「…あまねちゃんは驚かないの？」

『正直、内面は驚いてます！でも、それを表に出したらいい解決策がなくなっちゃうんです』

ケ「たしかにねー」

『だから、出来るだけ驚かないようにしようと思って！』

ケ「ごめんね。無理させちゃって…」

『いいえ！大丈夫です！無理してないし…それより、ケイジさん、ケイジさんは、…何か見えてるんですか？』

ケ「！？…そうなんだよね。おまわりさん」

『なら…話してくれますか？』

ケ「…メインゲームで生き残ったらね？」

『そうしたら私も、ケイジさんが生き残ったらさっき聞かれてた"隠してる事"を教えますよ！』

ケ「！？…へー。あったんだ、隠し事」

『…ね、いいよね、奏。いるんでしょ？』

〔…うん。いいよ。その人なら〕

『うん！ごめんね、奏』

〔ううん！大丈夫！その人信用できるから！〕

ケ「！！」

『うん！この人いい人だから！』

ケ「！！ありがとう、あまねちゃん…」