検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:30,199 hit

屋上の人 ページ15

楓奏目線


今日はスバルくんが個人の仕事でいないらしい。だから僕はいつも通り屋上に行った。
いいお天気に感化されたのか、歌いたくなってきて、屋上でスバルくんみたいに歌ってみる。
最近はスバルくんに感化されたからか、アイドル活動が楽しいと思えるようになっていた。
歌い終わっていつもスバルくんがするようにお辞儀をすると、後ろからパチパチと拍手の音が聞こえた。

楓奏「ふぇ?」

音のするほうを見ると、そこには上級生の先輩がいた。

楓奏「ひゃあああ!ごっ、ごめんなさぁーい。」

僕が走って逃げようとするとその先輩は僕をとめた。

薫「女の子がこんなとこで何してんの?俺とデート行かない?」

僕はこの時も、いじめられた経験から極度の人見知りで、泣いてしまった。

楓奏「スバルくん...グス...助けて...。」

薫「えっ?ごっ、ごめんね?大丈夫?」

先輩は優しく背中をさすってくれた。

落ち着いた頃、僕が自己紹介すると、相手は驚いたようだったが、
「男はゲロゲローだけど、君はいいよ。可愛いしね。」
と言ってくれた。

その先輩も屋上によく来るらしくとても仲良くなった。

薫「楓奏くん、せっかく歌上手いのにアイドルになりたい訳じゃないんだね。」

楓奏「はい...。いじめられないようにしたいと思って選んだので...。ごめんなさい。」

薫「なんで謝るの?俺もアイドルを真面目にやろうと思ってないし、真面目にやるだけ無駄だしね。」

楓奏「薫先輩もなんですね。でも、薫先輩カッコイイのに。」

薫「ん゛ん゛ん゛。ありがとう。...所で、今日何も用事ない?よかったら俺とパンケーキ食べに行かない?」

(人1)「わぁ、甘い物大好きなんです。是非是非、行きましょう。」

薫「目をキラキラさせちゃって可愛いなぁ。もう女の子で通ると思うよ。」

(人1)「そうですか?」

薫「うん。...あっ、そうだ。もしここでもいじめられるようだったら俺に相談してね。助けてあげるよ。」

楓奏「わぁ!ありがとうございます。」

僕はとても優しい人と仲良くなったみたいだ。

...to be continued

ガーデンテラスの人→←昔話のプロローグ


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

凛月くんの枕

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 五奇人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柊海翔 | 作成日時:2019年12月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。