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4話【東洋人とアッカーマン一族の血】 ページ6

「私がですか?」

意味が分からない。
なぜ私でなければいけないのだ。

他のやつでもいいじゃないか。
それをどうして下っ端の私なんかを……。


「ん? まだ分からんのか? 君は東洋人の血を受け継がながら、アッカーマン一族の血も受け継いでいる。東洋人とアッカーマン一族は記憶が改ざんされていないから、彼の記憶をこじ開けることができるかもしれん」


確かにその通りだ。


私は黒い髪が気に入らないため
茶色の木の実で茶色く染めているが
こいつを流しちまえば黒い髪だ。

なぜ彼はそれを知っているんだ?
隠したつもりだったが。



私はため息をついて、少し考えた。


考えるために手のひらを見つめたその瞬間
脳裏にかすかだが
1人の男が浮かび上がった。

5話【リヴァイ元兵士長】→←3話【賊長】



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作者名:うららk | 作者ホームページ:ないです。  
作成日時:2017年12月17日 10時

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