情報収集 ページ30
夢主視点
『さて、どうするか…』
彼の里での評価がわからない以上、
火影様の判断次第で
契約させられる可能性もある。
何を考えているのかは知らないが、
自分から契約を結びたがる奴に
ロクなやつはいない
とりあえず、情報収集と…
ドンッ
『うわっ!』
キバ
「赤丸!」
今ぶつかったのは《赤丸》、
っていうことは、あのときの犬とその飼い主か…
まさか、向かってくる動物に気づかないなんて
相当動揺してるなあ…
キバ
「悪い!大丈夫か?」
『ああ、こちらこそ。
そっちの犬も怪我はないかい?』
キバ
「ああ、問題ない。
っていうかお前、犬ってわかるのか?
まだ鳴いてないのに…」
言い方に笑ってしまう
目が見えないってそうも認識されるのか
『赤丸ってあの朝もいただろ?
名前、覚えてたんだ』
キバ
「ああ、そうか。
てっきり、ぶつかった正体が分かってたのかと思ったぜ」
『さっきは分からなかったけど、
今ははっきりとわかるよ。
君の後ろからもう二人来てることもね』
言うと同時に追いついたようだ
ヒナタ
「キバくん!」
シノ
「キバ!」
キバ
「ヒナタ!シノ!」
ヒナタとシノはこの子のチームメイトだろうな
《ヒナタ》って彼と予選で戦ってた宗家の…
丁度いいね
キバ
「お前、なんで二人が来るって分かったんだ?」
『ん?足音が聴こえたからね。
そんなことより、
ちょっと訊きたいことがあるんだ。
時間いいかな?』
断らないでくれよ?
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:じょうろ | 作成日時:2020年1月23日 21時