番外編 ページ50
「僕です」
そう言って手を上げたのは黒子だった。
黒「じゃあ…二番の人今度僕と一緒に出掛けてください」
黒子はAを見て言う。
『……二番です。本当にこれ見えてるんですか？
まぁ出掛けるのはいいですよ。後で話しましょう』
そう言うと黒子は、ぱぁと笑顔になってどこかへ行ってしまった。
残るは赤司とAだけ。
この状況では王様になれるのが1/2でどちらかが指名されるのは絶対。
「「王様だーれだ！」」
『「…」』
赤「僕みたいだね」
『…そうみたいですね』
赤「そうだな…何を命令すればいいかな…」
『もう何でもいいんで早く決めてください』
何度も指名されふてくされるAに赤司はAの頭を撫でた。
『んっ…何ですか急に』
頭を撫で終えると今度はAに抱きつく。
『本当にどうしたんですか？
具合悪いんですか？』
そう言うと赤司は口を開く。
「具合は悪くない。大丈夫だ」
『では、離れてくれますか？』
「嫌だね」
数秒後、赤司はAに抱きつく腕を緩め、Aとの顔の距離を近くする。
『近くありませんか？』
二人の距離は数センチ。
「命令はそうだな…
俺と付き合ってくれますか？」
『勿論、拒否権は？』
「ないよ」
そう言って笑う赤司はもう一度Aと目を合わせる。
『〜〜っ、そんな命令されたら断れるわけありません』
「だからAに拒否権はないよ」
そう言って赤司は自分のおでことAのおでこをコツンとぶつけて言った。
「改めてこれからもよろしく、A」
『…はい』
____鈍感な赤司と心を閉ざすAがこれから恋を知っていくのはまだ先のお話し。
ここまで読んでくださりありがとうございました！
次からは続編ということで本編の続きを書いていきます！
私も番外編を書いていくのは考えていなかったので、王様ゲームというなんだか定番の遊びを2話にまとめてごちゃごちゃな話になってしまいすいませんm(_ _)m
これからも続編を読んでいただけると嬉しいです！
では、また続編で！
本当にありがとうございました！
この小説の続きへ→←番外編(結構長いです)〜第３者side〜
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Ai - 床林檎@超高校級の???さん» 感想ありがとうございます！！本当に嬉しいです！注意まで…！本当に本当にありがとうございます！初めてお話しを作って、初めてのコメントなので嬉しいです！長文ごめんなさい！ (2016年8月21日 22時) (
レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
床林檎@超高校級の???(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ただ8話に誤字がありましたよ！『紙』が『髪』になってました！ (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3b367a7438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年5月11日 23時
