デリオラ〜25 ページ40
ナツ「くそっ！！」
そう言ってナツは炎を纏った拳を水晶へと向ける
が
ナツ「止まった！？」
ザルティ「それはもう､、時を止めることもできますぞ」
ナツ「それ人間には効かねーみてぇだな」
ザルティ「正確には生物には効きません
だからこそウルであるこの氷の時間も元に戻せないのです」
ナツ「ハッキリ言ってお前よく分かんねぇよ
こいつを復活させてリオンが倒す
リオンってのはそれでいいかもしれねぇが
他の仲間には何の得があるんだ？」
ザルティ「さあねぇ私めはつい最近仲間になったばかりでね」
ナツ「んじゃお前でいいよ
本当の目的はなんだ？」
ザルティ「いやはや､、かないませんな
零帝様､、いいえあんな小僧ごときにデリオラは倒せませぬ」
ナツ「それじゃ大変じゃねぇかおめぇが倒すのか？」
ザルティ「とんでもございません
ただ我が物にしたい」
ナツ「！！」
ザルティ「たとえ不死身の怪物であろうと
操る術は存在するのです
あれほどの力我が物にできたら
さぞ楽しそうではこざいませぬか」
ナツ「なーんだくだらねぇな」
ナツはつまらなそうに言う
ナツ「俺にはてっきり､、こう燃えるような理由があって、、、そんで」
ザルティ「あなたにはまだ分かりますまい
力が必要なときは必ず来ると言うこと、、、」
ナツは炎を拳に纏いながら言う
ナツ「そん時は仲間と自分の力を信じる
〈妖精の尻尾〉の魔導士の力をな」
ザルティ「うぬぼれは自分の身を滅ぼしますぞ
天井よ時を加速し朽ちよ」
ナツ「どいつもこいつもくだらねぇ理由で島を荒らしやがってもうガマンならねえんだよ！！」
ザルティ「ぬうぅっ 」
ナツ「そういや俺にも時が操れるんだ」
ザルティ「は！！？」
ナツ「未来だ
一秒後にお前をぶっ飛ばす！！」
ナツはザルティに火竜の鉄拳を食らわせた
ザルティはそのまま下へ下へと落ちていく
その時だった
オオオオオオオォォォ
デリオラが復活したのだ
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作者名：ムササビ忍者 x他2人 | 作成日時：2017年12月12日 20時
