【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿18頁『いーえは広いーな大きいーなー・・・・・・羨ま死刑』 ページ20

車が走る事数10分｡アニメで何度か見た事がある通りが見えてきた｡

お〜､毛利探偵事務所だwwwwそしてその下はポアロですね｡

榎本梓さん生で見てみたいな〜｡


そこからまた数分後､目的地&これからの住居である工藤邸に到着した｡


『うん……デカッ』


この大きさで住んでたの3人かよ､どんだけ金持ちなの？何気ボンボンじゃんコナン｡

玄関の扉を開けると､これまた広い吹き抜け｡

でも､隅の方に不似合いな段ボール箱か無数に積み上がってた｡

多分アレだな､私の荷物…｡


「あそこの段ボール箱に入ってますよ」

『だろうと思ったトコだった』

「では､運びましょうか｡必さんの部屋は昨日軽く掃除しておきましたから､綺麗ですよ」

『HSA(ハイスペック赤井)…』


何このハイスペック……嫁に来て欲しい(真顔)









段ボール箱を運んだ部屋は､和室が主だった北海道の家とは全く違う未知の領域だった｡


部屋一面にカーペットが敷いてあって､窓にはレースと生地が厚い2種類のカーテン｡

ベッドなんて生で初めて見たわwwwwwwwwwwwww


「荷物はこの辺でいいですか？」

『はい｡……あ､機械類が多いのでゆっくり置いて下さいねー』

「やはり､中身はゲームですか」

『無論(ｷﾘｯ』


リュックに入ってたのは､あくまで外出用の分であって全部じゃない｡


…え？まさかPSPとパソコン1台が私の持ち物全てだとでも？

まだまだあるに決まってんじゃん♪


『あ､そういや､私はあなたの事何て呼べばいいですかね？』

「昴でいいですよ」

『いえ､そうじゃなくて……"赤井秀一"さんの時っスよ』


あ､何で言っちゃったんだろ…｡私のゲーマライフが……｡


「ホォー､まさかそこまで知ってたのか」


ほら!!赤井さんスイッチ入っちゃったよ!お父○んスイッチならぬ赤井さんスイッチが!


『まァ､知ってましたね…』

「トリップしてきたというのは本当だったか」

『私は基本嘘は言いませんよ｡
……で､私は赤井さんの事を何とお呼びすればおK？』

「好きに呼んでくれて構わない」

『じゃあ〜……秀いっさんで☆』


改めてよろしくですと言って手を差し出すと､苦笑されつつ握り返してくれた｡

ワァオ､手大きいなやっぱりwww

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