《ダイヤのA》二人は、仲良し。

◇7《黒糖ちゃんリク》 ページ11

東「…誰も居ないね、俺達以外」

金「…だな」



久しぶりのオフだから、銭湯に来た俺達。
俺達以外居ないっていうのは、結構ラッキー。



東「大声出してもいいね！信二！」

金「いや、駄目だろ」



ぺしっとチョップをされる。

小湊先輩よりは痛くないけど…、
此れは此れで痛い。



取り敢えず、身体を洗ってからゆっくりしよ…



東「……」



たまたま(?)視界に入った信二の身体。
…筋肉凄いなー…羨ましい。



金「…おい」

東「ん？」

金「さっきから何処見てんだよ」



少し大きめのタオルで自分の身体を隠す信二。
その仕草が何とも……可愛い。



東「信二の身体」

金「変態かよ！」

東「だって……信二、筋肉凄いから…」



だからってなー…と呆れる信二は、
俺にお湯をかけてきた。

しかも、とても熱いお湯。



東「熱い!!!熱いよ信二!!!火傷する…!!!」

金「わっ悪ィ…でも東条が悪いんだからな!!!」

東「何で!!!!!?」

金「アブノーマルな事言うからだっつの!!!!!」



でも、本当に筋肉が凄いからな…と、
また見てしまう。



東「どうしてそんなに筋肉凄いの？」

金「…知らね」

東「信二冷たい…」



お湯は熱いけどね…何て言ってると、
信二は笑ってくれた。



東「ねね、触っていい？」

金「っはぁぁぁっ!!!?」



顔を真っ赤にして、タオルで身体全体を
隠す信二は、走って逃げて、お湯に浸かった。



東「そんなに照れなくても…」

金「照れてねーから!!!」

東「ツンデレ信二もいいね！」

金「あ"ーっもう此方来んな！」



来たらお湯飛ばすからな！何て叫んでいる
信二が、無邪気過ぎて面白い。

笑うと、何だよ、と照れてお湯を飛ばしてくる
から、急いで逃げる。



金「…って言うかよー…」

東「ん？」

金「東条も筋肉あるじゃんか」



俺は、信二程では無いけど…まぁ少しなら…。
信二は、程好く(←)筋肉が付いているからなー。



東「…その筋肉、分けてよ」

金「…出来るもんならな」








◇◆◇◆◇◆

次に続きます(*´｀)ノ

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