２０、訪問者 ページ20
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｢っしゃー！終わったー！｣
早朝。
珍しく早起きして、たった今課題を仕上げた。
それもこれも、今日が念願の日曜だから。
土曜日はなんだかんだで忙しいし
今日くらいは休ませて欲しい。
そう思って、煩わしい課題をさっさと終わらせたところだ。
｢うーっし、何しようかな〜｣
テンション上がって独り言を連発しては、部屋に寝転がる。
録画してたアニメも見られるし
放置してたゲームも進められる。
あー、やっぱ休日サイコー！
心から休日に感謝してる最中で、突然インターフォンが鳴る。
だれだよ、俺の休日の邪魔するやつは。
｢宅急便か……？なんか頼んだっけ……｣
渋々起き上がって、ドアフォンを見てみる。
そこで映っていたのは、メガネをかけた瀬名の姿が。
｢って、瀬名？！は？！どうしてここに……？！｣
予想もしてない急展開に、とりあえず通話する。
こちらの気も知らず、開けろとか言われる。
いやいや、今休日モードなんですけど。
『しのごの言わずに開けろ男装アホ女』
｢出会い頭に命令すんなよナルシスト野郎｣
キレながらもとりあえずドアロック解除する。
休日全開の服は流石にまずいと思って、適当に着替る。
とは言っても、ジーンズのショーパンにTシャツと
チェックのカーデで、カジュアルにしてみたり。
丁度着替えを終えた頃に、瀬名が玄関についたようで
そこのインターフォンがなって、通話せずにドアを開けた。
｢うわぁ、予想を裏切らない服装｣
｢急に押しかけて来たやつの第一声がそれかよ｣
失礼な一言にツッコミを入れる。
ジャージよりかはマシだろうが。
｢ってか、なんで家知ってたんだ？｣
｢この前レッスンした時、送ってやったでしょ｣
｢あぁ……、スパルタ瀬名のせいで遅くなったやつ｣
｢基礎から出来てないお前が悪い｣
本当のことを言われてしまい｢うっ｣と声が出た。
1人でステージ活用すること、舐めてたんだよな……。
｢6階建てのくせにエレベーターないとか、チョーうざい｣
｢それは俺のせいじゃねぇんだけど……｣
何故かイラついてる瀬名にそう言いながら
ドアにもたれかかって、状況整理にまわる。
｢つーかお前、いきなり来てなんなんだよ｣
｢買い物行くから引き連れようと思って｣
｢えー……、俺にはゴロゴロして過ごすというプランが｣
｢つまり暇ってことじゃん、いいからこい｣
踵を返しながら、5分で準備しろと言う。
｢『ご主人様』の命令は絶対、でしょ？｣
というわけで、俺のプランが崩れてしまった。
……このワカメ野郎が。
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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nekosugi - 色んな作品楽しみにしてます！！ (2018年3月29日 18時) (
レス) id: f7266d588f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - nekosugiさん» 是非！よろしくお願いします！ (2018年3月28日 1時) (レス) id: a945d15bb6 (このIDを非表示/違反報告)
nekosugi - 私もせなくん好きですよ！もしよかったら友達になりませんか？ (2018年3月21日 21時) (レス) id: f7266d588f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - nekosugiさん» 私は元真緒くんでしたけど、今は瀬名くんです！ (2018年3月3日 23時) (レス) id: a945d15bb6 (このIDを非表示/違反報告)
nekosugi - 莉緒さんは、あんスタで誰が好きですか？ (2018年3月3日 15時) (レス) id: f7266d588f (このIDを非表示/違反報告)
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