紫原 1 ページ8
*
身長差カップルと呼ばれている私達
・・・敦が相手だったらどんな女の子でも
身長差すごいと思うんだけど
「おはよ、新作まいう棒のお味は?」
「んー、甘すぎー」
「一口ちょーだい」
イチゴミルク味と表記された
まいう棒をかじる
「甘いね、ちょー甘い」
「でしょー?Aちんみたい」
ほわほわと辺りにお花を咲かせながら
首をこてっとかしげる彼氏さん
意味深な事を言われるのは
もう慣れた
と、いうか
My boyfriend is very cute...!
生まれてくる種族間違えましたよね人間じゃなくて妖精さんですよねしかも癒しとお菓子の妖精さんねわかります
私が萌えて萌えて悶えている間に
敦はすでに別のお菓子を完食しようとしていた
____________
キーンコーン...
最後の授業が終わり伸びをする
「今日委員会あるぞー」
そう先生が言った途端、
教室のあちこちから声が聞こえてきた
えー、嘘だろ、最悪だ
もちろんその中に私も入っている
本好きだし、なんて理由で入った図書委員
入らなきゃよかった
まあ1年間だけだし、頑張ろ!
と自分に言い聞かせ
部活遅れる、と敦に伝えるため
教室を出た
廊下に出てすぐ敦を見つけ、
伝えないといけない事を伝える
別れ際にまた意味深な事を言われたが
今に始まった事じゃないので
スルーした
委員会も無事に終わり、体育館へと向かう
着くと、もう部活は終わっていた
「水代、今日は遅かったな」
「委員会があったので…」
ちなみに私は男バスのマネージャーではない
敦を見に行っているうちに
マネージャーの仕事を手伝うのが
当たり前になっていただけ
入部届けも出してないし、
今後部活に入ろうとも思っていない
いつものごとく、体育館の床を
モップ掛けをして
「お先に失礼します、さよなら」
「また明日アル」
敦に家まで送ってもらう
最初は断っていたけど今じゃ
もう普通になった
「んじゃ、帰ろっか」
「んー」
__________
「ねえ、ポッキーゲームしよ」
「はい?」
私の家が見えてきた辺りで、敦ははい、とポッキーを私に差し出す
いやいやいや、唐突だね今日ポッキーの日じゃないよ?
ポッキーは受け取らずにじーっと敦を見つめてみる
と、強引に口にポッキーを突っ込まれた
拒否権無しかよ
ま、たまにはいっか
そう思いポッキーを食べていく
ボキポキ、その音が聞こえる度
私と敦の距離はだんだん無くなっていく
*
続きます
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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しーか(プロフ) - ミユさん» おおお、ありがとうございます…!!閲覧、コメありがとう…!!!よし、書きます← ほんとにありがとうございました!!続編、お楽しみに!笑 (2014年6月23日 16時) (レス) id: d8976303d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´ω`*)シリーズ読みたいです。森山先輩とか伊月先輩とか(//∇//)楽しみにしてます。 (2014年6月23日 1時) (レス) id: 1a71bcfade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しーか | 作成日時:2014年5月11日 22時