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どこにも行かない。 ページ2
Aを誰にも渡したくない。俺だけのAだ。
「A、………いい、？」
スティングはやっと絞り出したような声で言った。
そんなスティングにAはキスをして答える
暖かい。大好きな人と触れ合える時間は絶望の中にある小さな幸せだ。スティングがいなくなってしまったら、、そう考えただけで恐ろしい。
Aはそんな考えを誤魔化す様に必要にスティングのキスをねだった。スティングもそれに答える。
二人の愛は一つの愛になった。
「ﾊｧﾊｧ… A愛してる。」
「ん…ｱｯ…ﾊｧﾊｧうん、私も。愛してる。だから、どこにも行かないでね？」
Aは全てを見透かしたような瞳で問いかける。
全てを見透かされた気持ちになったスティングは嘘をつく。
「あぁ、どこにも行かない。」
切ない最後の夜が終わった──。
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オカメインコ - めっちゃめっちゃめっちゃ面白いし最高です (2019年12月11日 0時) (
レス) id: c58b4192a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいたけ | 作成日時：2019年10月14日 13時
