大魔闘演武2日目[4] ページ19
〜最終試合〜
人魚の蹄 カグラ・ミカヅチVS
剣咬の虎ユキノ・アグリア
主「誰かさんが点数とれなかったから」
Aはスティングを軽く挑発した。
それにルーファスは反応し笑った。
案の定スティングは不貞腐れてムスッとしていた。
ユキノ「いいえ…スティング様は不運だっただけ…乗り物の上での競技だと存じていれば……」
スティング「んな事はいーよ。おまえがこのチームにいるって意味…わかるよな」
スティングはユキノの言葉も聞き入れず、王者である事の覚悟があるか、、諭した。
ユキノ「剣咬の虎の名に恥じぬ戦いをし、必ずや勝利するということです。」
主「…、」
Aはどこか悟った。ユキノは負けると、
『それでは試合開始ィ!!!!』
ユキノ「よろしくお願いします」
カグラ「こちらこそ」
ユキノの礼儀正しい挨拶に少し戸惑いながらカグラも挨拶する。
ユキノ「あの…始める前に私達も賭けというものをいたしませぬか」
ユキノが、今まで戦ってきた人達と同じように賭け事をしようとカグラに問いかけた。
しかし、「カグラは興味が無い」と、それに対してユキノは少し挑発をするようなことを言った。
ユキノ「敗北が恐ろしいからですか?」
カグラ「そのような感情は持ち合わせていない。しかし賭けとは成立した以上必ず行使する主義である故。軽はずみな余興は遠慮したいのだ」
カグラはなにも思わなかったかのように冷静に返答した。
ユキノは納得し、賭けるものを重くした。
ユキノは“命”を賭ける、と。
それにカグラも一瞬動揺したがそれを受け入れた。
会場がザワつく。
「これはちょっと…大変なことに……」
ヤジマ「う〜む」
ジェイソン「COOL…じゃないよコレー!!!」
実況はもちろん、大魔闘演武というお祭りで命が亡くなるかもしれない状況にザワついた。
しかし、剣咬の虎だけは誇らしげに、いかにも絶対ユキノは負けないだろう、というか、剣咬の虎は負けないだろうという顔で見ていた。
だが、Aはユキノは負けると確信していた。
根拠はない。ただの勘だが。
ユキノ「剣咬の虎の前に立ったのがあなたの不運。開け双魚宮の扉…ピスケス」
試合が始まった。ユキノは黄道十二門の星霊を操り、カグラをおしていた…ように見えたが
カグラ「怨刀 不倶戴天抜かぬ太刀の型」
ユキノ「うそ…?」
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やえこ(プロフ) - すごく私好みの展開で最高でした!これからも更新頑張ってください! (2019年10月15日 9時) (レス) id: a42618d1a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!これからも更新頑張ってください! (2019年7月18日 23時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - すごくしっかりした内容で、とてもドキドキしながら読んでいます。更新頑張ってください!! (2019年4月14日 0時) (レス) id: 8de9ffaf28 (このIDを非表示/違反報告)
コア!(プロフ) - 更新頑張ってください!スティング君愛してます! (2017年4月8日 1時) (レス) id: f591da6890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいたけ | 作成日時:2017年3月18日 12時