空座決戦編 7-3 ページ31
『縛道の六十三 " 鎖条鎖縛 "！！』
突如辺りにAの声が響き、光る鎖が何重にも藍染の身体へと伸びて絡みつく
目を見開いた藍染の視線の先に
風に舞う銀髪が映った
『縛道の七十九 " 九曜縛 " ！！』
上空から飛び降りてきたAが手を翳し叫ぶ
その瞬間、藍染の周りに八つの黒い円が突き抜けるように開いた
そして、九つ目の円が藍染の心臓の部分へと開く
「くっ・・・」
上級縛道の相乗にその瞳が歪んだ
姿を見せたAが浦原の隣へと降り立つ
Aの両手と浦原の紅姫を握った左腕が藍染へと向けられた
『「 千手の涯 届かざる闇の御手 映らざる天の射手 」』
光を落とす道 火種を煽る風
集いて惑うな 我が指を見よ
ーーーー！！！！！
『「 光弾・ハ身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔 」』
弓引く彼方 皎皎として消ゆ
2人の声が重なり詠唱が響く
「そんな鬼道を使わせると思うか？」
こんなもの‥
そう力を込めた瞬間、次に藍染の目に映ったのは斬魄刀を解放した平子真子だった
ーーーまさか
「遅いで。」
『「 破道の九十一 " 千手皎天汰炮 " 」』
2人の周囲に生み出された無数の光の槍が
重なり、共鳴し、更に大きな光へと姿を変える
そしてその槍は解号と共に藍染へと降り注いだ
あまりの霊圧の重さから起きる衝撃波に
大気が揺れ、Aの長い銀髪が強い風に舞う
帽子が飛ばされないように、と浦原の手が頭へと伸びた
鬼道の飛んだ場所にもくもくと霊子の煙が立ち込める
「アナタはどうやら本当に‥崩玉の力を取り込んで油断していたみたいっスね‥」
ーーーーその通りだよ。
「っ、」
『ーー！！！』
目を見開き、2人が同時に振り返る
「遅い。」
『っ、喜助さん！！！』
刹那、その手刀が浦原を切り裂いた
目にも止まらぬ速さを誇る藍染にAの瞳が揺れる
「油断もしよう。警戒する必要が最早無いのだ。」
崩玉を従えた私の体は、九十番台の鬼道ですら
最早躱すには値しない！！！
叫ぶ藍染の手がAへと伸びる
ーーーキィィイイイン
「っ、」
その手を平子の刀が弾き返した
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おもち(プロフ) - ううさん» 二週目ありがとうございます（ ; ; ）！現在最初の方から加筆修正中で読みにくい点もあると思いますがぜひいつでも読んでいってください。わたしもギン乱推しなので、二人の妹になりた過ぎてこうなりました笑これからもよろしくお願いします！ (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
うう - 全部読んで2周目です。ギン乱推しなのです最高です。ありがとうございます。もっと他の人にも読んで欲しい作品です。 (2020年12月20日 0時) (レス) id: bccb65748a (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - もももさん» 文字が多くて分からずらいとこが多かったですよね（ ; ; ）！読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月6日 0時) (レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - ぶっ通しでしっかり読ませていただきました！！これはもうぶっ通しで読まなきゃいけないシーンですね！！(*´∀｀*) (2020年9月5日 22時) (レス) id: ce0dea41c8 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - もももさん» そう言っていただけて嬉しいです！ここのお話はどうしてもぶっ通しで読んでいただきたくて、遅くなってしまいました‥（ ; ; ） (2020年9月5日 19時) (レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2020年8月24日 21時
