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「いつまでやってんねん！はよ持って来んかい！」
『わ、すみません！』
「うるさいのぉハゲ真子！」
「ハイハーイ！通るよー！」
「お、シュークリームあるじゃん。俺コレ。」
「ボクここのエクレア好きなんだよね。嬉しいな。」
『ハッチさん、決めましたか？』
「ワタシは最後で構いまセン。」
「ハッチこれ好きなんとちゃうか？前買って帰った時えらい喜んどったやろ。」
「ふわふわパンケーキ・・！ハイ・・すごく好きデス。」
『可愛い・・！』
「オッサンが可愛いわけあらへんやろ。」
あまりハッチと面識のないAがキラキラとした目を彼に向ける。
そんな彼女に呆れたように平子がため息を吐き、パンケーキの乗った皿をハッチへと手渡した。
それぞれの手に思い思いのデザートが行き渡る。
「A！苺いるか！」
『え？いいの？主役だよ？』
「２個あんねん！１個やる。」
『嬉しい〜♪ありがとひよ里！』
「Aちん、ティラミスも！はい、あーん。」
『あ〜ん。・・お、おいしい！！』
「ね〜♪あ、リサっちもいる？？」
「なんやのそれ？抹茶？」
「そう！抹茶ティラミス！新作だよ〜♪」
きゃっきゃと楽しげにデザートをシェアする女子達をひたすらにモグモグと食べているだけの男子が見つめている。
日頃はガサツさが目立つ仮面の軍勢の女性陣がわちゃわちゃと楽しげにしている様子は随分と珍しいようだった。
「普段見られへん姿やな。」
「一人増えただけだっつーのに、賑やかになるもんだな。」
「ホント、Aが来て急に華やかになったね。」
平子・羅武・ローズが各々思ったことを口にする。
途端、それを聞き逃さなかったリサが振り向き、鋭く光る瞳で男性陣を射抜いた。
「あ？なんや、アタシ達だけやとあかんのか？」
「ウチらに何が足りひんねん！！どう見たって華やかな女の子やろ！！！」
ヒヤリとした視線を向けるリサと、クワッと反論するひよ里にローズが苦笑いを浮かべる。
そんな二人を気にも留めない平子がポリポリと小鼻を掻きながら何処か遠くへと目線を飛ばした。
「そらこないなガサツな奴、女にも見えへんわ。」
言い終わるが早いか、ひよ里の手から離れたサンダルが平子の額を捉える。
「フグゥ！！！」
「・・。」
カクン！と音が聞こえそうなくらいに彼の首が後ろへと曲がり、オデコに突き刺さったサンダルが虚しい音を立てて床へと落ちた。
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でんでん。(プロフ) - 毎日楽しみで大好きです！ご無理なさらず続きを楽しみにお待ちしております！(^^) (9月8日 2時) (
レス) @page46 id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
ひなみ - いいところで……！！！ (5月17日 1時) (レス) @page46 id: 40e8d62194 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 続きが気になります•••！ (2023年4月26日 20時) (レス) @page46 id: c3f7ca38c1 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 大好きです続き読みたいです (2023年4月22日 22時) (レス) @page46 id: e23563eff4 (このIDを非表示/違反報告)
マチリ - 最新話まで読ませていただきました。素敵な作品に出会えてとても感動しております。ご無理なさらずに続きを楽しみにお待ちしております。 (2023年2月25日 0時) (レス) id: 7c2370384d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2021年5月9日 2時
