彼の反応日記 【ヒプマイ】

嫉妬されてみた 3 ページ18

波羅夷空却
「…別に妬いてるわけじゃねぇけどよ、アイツ誰だ？」
そう明らかに妬いてる様子で聞いて来る彼
『幼馴染だけど…心配しなくても別に何とも思ってないよ？』
と返すと
「あ？だから別に妬いてねぇっての！」
顔を真っ赤にしながら、少しムキになって言います
そこで『ふーん』と素っ気なく返事をすると
「！……妬いちゃ悪ぃかよ」
バツが悪そうに、ボソッと小さな声で呟きました

四十物十四
知り合いと別れた後に、隣を歩く夢主さんの事を、何か言いたげにチラチラと見てきます
『どうしたの？』と手を繋いで聞くと
｢あっ、えっと…さっきの人、誰かなって思って｣
少しオドオドしながらそう聞かれます
『ただの知り合い！挨拶したかっただけだよ！』と言うと、
「よっ、良かったぁ…！」
自分のライバルだったらどうしよう と心配していたらしく、ホッとしています(笑)

天国獄
「お前ってモテそうだよな。まぁ、俺の彼女だから当たり前なんだけどよ」
と何処かそわそわしながら話してくる彼。何かを察して
『私が好きなのは獄さんだけですよ？』と言うと
「！いや、俺は別に妬いてるわけじゃねぇよ…」
慌てて必死に誤魔化しますが、夢主さんにそう言われて、不覚にも顔が嬉しそうになっています(笑)
「…ありがとな、俺もお前だけだよ」
最後には観念して頭を撫でてくれました

白膠木簓
特に言葉には出しませんが、その日は、いつもよりスキンシップが多くなります
「Aちゃーん、簓さんと手繋ご？」
そこで勘が良い夢主さんは
『私は簓くんしか見てないのに』と言うと
「へっ！？な、何や急にどないしたん？そんなん知っとるよ！」
めちゃくちゃ嬉しそうな顔でそう返されました(笑)
「俺もAちゃんが1番やで〜♪」

躑躅森盧笙
(誰やねん！俺のAに…)
心の中では嫉妬の炎が燃えている彼
知り合いと別れた後は、夢主さんと手を繋いで
「さっきの子って、誰なん？」
素直に聞いてきます
『え？ただの知り合い』とだけ返すと
「そ、そうか。なら、まあ良かったわ…」
胸を撫で下ろしています
『もしかして嫉妬？』とニヤニヤしながら聞くと、赤い顔でコクッと頷きました

天谷奴零
逆にいつも余裕な彼を、嫉妬させてみたかった夢主さん
ここぞとばかりに男性と近い距離で話したりしますが、彼はそんな事では妬きません
｢はは、微笑ましいなぁ｣
まるで子供同士の会話を見ているようです。更には
｢俺の事妬かせたかったか？ん？｣
と企みまでバレているので撃沈しました

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