ピーチ ページ22
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今日は2月14日 バレンタインデー
でもこの時期 学生の私たちは期末テスト直前。
バレンタインらしいことといえば、申し訳程度で弁当の時間に友達と市販の小さいチョコを分け合ったということだけ
テスト期間ということで部活も休みになり授業終了後は速やかに下校を促される
そんな中、私は彼氏を探して校舎内をウロウロしていた。
彼氏というのはサッカー部に所属している隣のクラスの男子で 今日は部活が休みのため一緒に帰る約束をしていたのだ
だが待っても待っても待ち合わせをしていた場所に来ず、とうとう学校内に人気が無くなってしまった。
忘れて帰ってしまったのかと彼のクラスを覗いてみると、彼の席にカバンが置いてあるのが見え、帰っていないことはわかった。
ただじっと待っているのも性にあわず、探すことにしたのだ
にしても、寒い。
沖縄でも、冬は寒いのだ。
なのに彼はサーフィンが趣味で、この時期も週に数回海に出向いている。信じられない
考え事をしつつ、校舎の端まできて折り返す
何回かすれ違った担任は最初「帰れよ〜」といつもの軽いノリだったが、回数を重ねるうちに語尾が強くなっていく。
次見つかればつまみ出されるだろう
「ほんとどこにい…るの…いた!!」
「おぉA! どこいってたんだよ〜!」
教室の前まで戻ってきて中を覗くと 私のカバンを置いている机の横の席に座り、のんきに何かをモグモグと食べていた…
食べていた!?
「ちょ!綱海!! それ何食べてるの!?」
「んぁ?これか?Aのカバンの隣にあったクッキー!俺に作ってくれたんだろ?サンキューな!」
彼が食べていたのは私が彼のために作ったクッキーだった。
作ったと言っても市販のキットを使い混ぜて焼いただけで……
もう少し手の込んだものをテストが終わってから渡す予定だった
「なんで勝手に食べてるのよ」
「いやぁ、なんか腹減っちゃってよ!サーフィン前に何か入れときたかったんだよ!美味いなこれ!」
「あっ、そう…」
呆れ困ってしまうが、彼の子供っぽい素直な笑顔と言葉で自然と許してしまう。
結構な量があったはずのクッキーは残り数枚になっていて、
食べ終わるまでもう少しだろうと自分の席に座り、美味しそうに頬張る彼を眺める
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美紅(プロフ) - リクで松野空介君、猫が大好きで動物は可愛い、夢主の猫耳帽子。さくらんぼです!お願いします! (2019年1月30日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» はい、男主は生まれた頃引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレです。お願いします (2019年1月16日 19時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» ありがとうございます!次は八神玲名、男主は生まれた頃明神家に引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレ雷門中に居る男主のリンゴが好きエイリア学園のジェネシスが倒した後、星二郎を庇ってヒロト君が倒れ話したウルビダと双子の姉弟だった お願いします! (2019年1月16日 16時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクで風丸くん、苺が好き (2019年1月15日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だてこ | 作成日時:2019年1月15日 18時