岩泉一:外に出るのがダルくて買い物をかけて本気ジャンケンする ページ4
１２月の中旬、雪の振る日が増えてきてめっきり冷え込む様になりました。そんなある日私と彼氏の岩泉一はこたつに足を入れながら不毛な戦いを繰り広げていました。
「一、雪見だいふくが食べたいな〜。あと、みかん無くなっちゃった。」
「俺はガリガリ君が食いてぇ。みかんもねぇのか、買ってこいよ。」
「嫌だよ。こんな寒い日に買い物行くとかダルいし、一が行ってきてよ。」
「俺だって嫌だよ面倒くせぇ。」
日頃大学のバレーで鍛えてるんだからこの位どうってこと無いだろうに、この筋肉ゴリラめ。私がこんな寒い中外に出たら行方不明になるぞ。
「その筋肉は何の為にあるんだ、保温の為だろう行ってきてよ。」
「バレーの為の筋肉だボゲェ。ジャンケンで決めようぜ、それなら公平だろ？」
「ジャンケンか〜まぁいいよ。三回勝負ね。」
「おう。行くぞ、最初はグージャンケン！」
「ポン！」
「あいこでしょ！」
そして外出をかけて熱戦を繰り広げた結果．．．。
「う、嘘だ。」
「残念だったな夏希、買い物はお前が行くことになった。」
2勝1敗で一が勝利した。私は外出する決心がつかず「あと五分。」を繰り返してこたつから出られないでいた。
すると一が深いため息をついた後にコートを羽織り、マフラーを巻いていた。
「行くぞ、準備しろ。」
「え？」
言ってる意味がわからず首を傾げると。
「一緒に行ってやるって言ってるんだよ。早くしねぇと俺行かないぞ。」
「待って！すぐにコート着るから！」
「おう。」
私は直ぐにコートを羽織り出掛ける準備をして玄関で待つ一の元へ急いだ。
「よし、行くか。」
「うん！」
外に出てみると雪や雨は降っていないものの冷えた風が私達を襲う。あ、外でて10秒も経ってないのにお部屋が恋しい。
思わず寒いと呟くと隣の一は何も言わずに私の手を繋ぎ自分のポケットへと突っ込んだ。
「こうすりゃ．．．少しはあったけぇだろ。」
「うん、温かいね。」
右手に感じる温かさに、たまにはこんな日も言いかな。なんて考えた。
影山飛雄:無意識のうちに「お帰り」と言われ驚いたいて小声で返事する事で互いに恥ずかしくなる→←宮治:夜中に目が覚めて寝れなくて隣で熟睡している相手を眺める
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なっち★(プロフ) - リクエストよろしいですか?白布くんが読みたいです!!凄くおもしろいので、頑張ってください! (2017年12月16日 16時) (
レス) id: 7dd5ef2204 (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - かげりんさん» 了解しました！というか丁度いい診断が出て今日出す予定が影山くんなので宜しければ楽しみにしていただけたらと思います！ (2017年12月14日 0時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - すいかさん» 天童さんリクエスト了解しました！！気に入っていただけるように頑張ります！ (2017年12月14日 0時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 影山くんが、早くみたいです！！どうか、なるべく早く書いてくれませんか?? (2017年12月14日 0時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
すいか(プロフ) - リクです。天童さんお願いします…!! (2017年12月13日 16時) (レス) id: 4c450482f9 (このIDを非表示/違反報告)
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