五色工:深夜２時までトランプしてた ページ2
現在時刻深夜1:25私、篠原夏希は同棲している彼氏の五色工とかれこれ2時間以上トランプを続けています。
ババ抜き、大富豪、スペードetc．．．不思議は程に全勝しております。理由は工はポーカーフェイスや視線での狙いを隠すのが苦手で分かりやすいから。
「まだだ！もう一勝負！俺は牛島さんを越えるんだ！負けていられない！」
「あー高校の時からの先輩だよね。てか牛島さんも工もバレー選手なんだからトランプで頑張らなくても．．．。」
目に闘志の炎が灯った工を止められるわけもなくて時計の針は深夜２時を回った。今日は休みと言えどバレー強豪の大学に通う彼は練習の疲れで船を漕いでいる。
「まだ、まだぁ。」
「工、明日にしてもう寝ない？」
「嫌だ、小さな事でも大切な彼女には．．．負けたくない。俺は．．強くなる。」
普段から天然なのも相まって眠気に負けそうな工は私に取っての爆弾を落とした。不意討ちに赤くなった顔を押さえている間に工は私の手札二枚の内ババで無い方を取った。
「嘘そ．．．。負けた。」
「勝った、俺は勝った。」
その言葉を最後に工はテーブルに突っ伏した。流石にスポーツマンの男子大学生を１人で運べる訳もなく申し訳ないが千鳥足になりながら歩いて貰った。
「夏希、俺勝ったよ。」
「そうだね。」
ベッドに戻った工はえへへという風に笑って言ってきた。私が返事をすると私の手を引きベッドに引き込み。
「夏希、一緒に寝よ。」
「ふふふっ、いいよ。」
壊れ物を抱き締めるかの様に私を優しく抱き締める工から数分後には規則的な寝息が聞こえてきた。
「大丈夫、工はいつだって強くて格好いい最高の彼氏だよ。大好き。」
そう呟くと心無しか腕に力の入った気がした。工の温かさに包まれ眠気が限界を越えた私は愛しい彼の腕の中で眠りについた。
「俺も、大好き。」
沈む意識の中しっかりとした彼の声を聞いた気がした。
宮治:夜中に目が覚めて寝れなくて隣で熟睡している相手を眺める→←川西太一:相手に送った筈のLINEを友人に送る
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なっち★(プロフ) - リクエストよろしいですか?白布くんが読みたいです!!凄くおもしろいので、頑張ってください! (2017年12月16日 16時) (
レス) id: 7dd5ef2204 (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - かげりんさん» 了解しました！というか丁度いい診断が出て今日出す予定が影山くんなので宜しければ楽しみにしていただけたらと思います！ (2017年12月14日 0時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
両儀 蛍(プロフ) - すいかさん» 天童さんリクエスト了解しました！！気に入っていただけるように頑張ります！ (2017年12月14日 0時) (レス) id: 29dfa899ca (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 影山くんが、早くみたいです！！どうか、なるべく早く書いてくれませんか?? (2017年12月14日 0時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
すいか(プロフ) - リクです。天童さんお願いします…!! (2017年12月13日 16時) (レス) id: 4c450482f9 (このIDを非表示/違反報告)
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