俺達のプロデューサーに彼女が出来た件について

９話 ページ10

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『たっだいま〜♪』




…って、まだ誰も居ないんだっけ

あんずちゃん、ライブだもんね…遅くなるのは当たり前かぁ…



あー…でももう５時かぁ、





『あっ、そう言えば冷蔵庫にもう殆ど食材ないんだった！！』


昨日ご飯を作った時、スッカラカンなの忘れててあまりで作っちゃったから今日こそ買わなきゃ…



今ならまだスーパー空いてるし、買いに行こう





『あー……っと』



貰った制服は、私の部屋に隠して…

『ここでいいかな…』




着ていたセーラー服を脱いで、ハンガーにかける

動きやすい黒と金のジャージに着替えて、髪の毛をポニーテールに束ねる


くるぶしの靴下を履いて、白いハイカットを履く




『あ゛ー…動きやすっ』


さて、行くか





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



｢どこに目ェ付けて歩いてんだテメェ！！｣


｢ひぇっ！ごっ…ごめんなさいっ！ほらお前も謝れ！｣





うげ…なんでこんな時間にガラの悪い奴が居るんだ…？



明らかにか弱そうな男の子３人に寄ってたかる４人のガラの悪い不良



てか、なぜスーパーの前に…

ああもう…ホンットに邪魔





『…ちょっと、通れないんだけど』


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