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第7話〜成宮side〜 ページ8

成宮「そういうそっちはどうなの?」


貴方「…私?」



成宮「部活の先輩と上手くいってないじゃん」



さっきの見てたら明らかに関係悪いし


本郷は「ああ、」と何でもないような返し



貴方「今まで最高学年は試合出れると思ってた矢先、


入りたての1年生にレギュラーの座を奪われたら


当然ジェラシーも抱くもんだよ、ホント迷惑」




先輩に言ってたときと同じ雰囲気になる



さっきまで画面スクロールしながら


ニヤニヤしてた本郷Aは今どこにもいない



成宮「…クラスの奴から聞いたんだけどさ、


本郷、中学の時から弓道の大会で優勝してたんでしょ


なんで、もっと強い学校に行かなかったのさ?



ここよりも強い学校だったら、


先輩に目をつけられることもないんじゃないの?」




貴方「なんでって、…まぁスカウトされたから来た



それに強豪なら尚更、実力主義の方針の学校が多いし


結果どこに行ってもこうなることは目に見えてる」




成宮「まるで、どこの強豪に行こうが


自分は確実にレギュラーに選ばれるって口振りだね」



貴方「当たり前でしょ



それぐらいの自信が持てなければ勝負には勝てないし


…何より、私にはそれに見合った実力がある」



そこまで言い切っちゃうだ、、



成宮「ッ、、へぇ、それはすごいね


だったら尚更ここに来たのか不思議なんだけど」



本郷ほどの功績ならば


数々の強豪からスカウトされてるはず




貴方「スカウトされた学校の中で、


稲実だけは強豪じゃなかったから興味本位で来た


…正直、地元以外だったらどこでもよかったしね」




地元以外、、まぁ、ここまで横暴な性格だったら


周りから敬遠されて当然か




弓道だって団体戦とかあるんだろうし、


表面だけでも、いい後輩ツラしとけばいいのに



成宮「俺の心配の前にさ、


まずは先に自分の心配したら?」





貴方「自分の心配したところで


別に何も変わらないでしょ?」





そこは素直に受け止めて欲しいんだけど!?

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芋ケッピー(プロフ) - わわ!ありがとうございます!! そうですね…私自身もどう変化させようか悩んでます笑 (2019年6月2日 22時) (レス) id: 1297cf1d5a (このIDを非表示/違反報告)
聖音美紅(プロフ) - 毎回読ませてもらっています。これからの主人公のと成宮鳴がどう関わってどう感情が変化していくのが楽しみですね!そして主人公の弓道部での先輩達との仲も気になってきます。続き楽しみにしてます! (2019年6月2日 20時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芋ケッピー | 作成日時:2019年5月25日 23時

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