「aphrodisiac」 from T.N

人違いで大ピンチ ページ7

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『北山の女なら



なおさら

ただでは帰せねえよな？』



『女はみんな




北山北山うるせえしよ、




俺の女もアイツに


惚れたとか言いやがって…




アンタのこと傷つけたら北山






どんな顔しますかねえ？』






「あ、あたしは、




宏光の彼女


なんかじゃな『うるせえよ！』





やばい、聞く耳も持たない…




下品な笑い方で



こちらに近づいてくる









(やばい、超ピンチ…)









ドンッ





「きゃっ！」








『北山の女ちょっといたぶって、






写真北山に送りつけようぜ！』







『賛成！』





ブチブチッ





無理やりYシャツのボタンを




外される








「やだっ、だれか、助け…！」









『こんなとこ、誰もこねえよ！





これからたっぷり






可愛がってやるからさぁ！』




Ｙシャツを無理やり脱がせると、





腕をつかまれ、





自由がきかない格好にさせられた









『へぇー意外に




こいつ、胸あるじゃん！』



『ほんとだ、やわらけえな！』









ギャハハハハと下品な笑い声が響く









(ほんとに、だれか…助けて…！)









「ねぇ、そこでなにやってるの？」








『…！？誰だよてめえは！』






『オイ、アレ、北山と仲の良い

二階堂じゃ…？』





『二階堂といえば、あの…！』






「ねぇ、


さっさと消えてくれないかな？



今、俺機嫌悪いから、わかるよね？」








『は、はい！すみません！』




『し、失礼します！』





先ほどまで威勢の良かった



不良は蜘蛛の子を



散らすように逃げて行った。

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