若松「っしゃあ!74話!」 ページ46
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伊月さんから解放され、廊下を歩いていると、誰かとぶつかった。
『ったた…すいません!』
?「あら、Aちゃん…大丈夫?」
私がぶつかったのは、レオ姉のようだった。
『あ、はい!そちらは…大丈夫ですか?』
実渕「ふふ。大丈夫よ?心配してくれてありがとう♪」
『いえ!こちらの不注意です…し?』
レオ姉の手がこっちに延びて、私の髪に触れる。
実渕「!…ふふ。綺麗な髪ね。」
『あ、ありがとうございます…////』
すると、レオ姉はそうだわ!と何かを思い付いた様な声を出した。
レオ姉「ちょっと、髪の毛弄らしてくれないかしら?」
『えぇ!?…あ…はい!お願いします!』
レオ姉「ふふ。ありがとう♪」
じゃあ食堂に行きましょっ!と言われ、レオ姉と食堂に入る。
食堂の隅っこにあるソファーに座る。
レオ姉は、ポケットから櫛とゴムを取り出した。
実渕「うーん…Aちゃんって、ツインテールとかしたことある?」
『ツインテールですか…小学3年位まではしてましたけど…最近はしてませんね。』
実渕「そうよね。基本、降ろしてるかポニーテールだものね。…じゃあ、ツインテールしましょうか!ニコッ」
櫛の後ろで、分け目をつくる。
左右の髪を、耳の辺りで結んだ。
実渕「出来たわ!…うん!可愛い!ニコッ」
『ほぇー…なんか、久しぶりでちょっと慣れないですけど…ありがとうございます♪ニコッ』
実渕「いいえ♪私こそありがとう。Aちゃんの髪、綺麗で、さらさらで、柔らかかったわニコッ」
自分では分からないけど、私の髪を褒めてくれる。
それが、なんだか恥ずかしくて、下を向いた。
実渕「?…あら。耳が真っ赤よ!ふふ。」
『っ!?…そ、それは…褒められるのに慣れてないだけです!!////』
実渕「ふふ。そう?あ、ゴムはあげるわ♪またしてアゲル♪」
ありがとうございます!と言って、頭を下げた。
そして、なんとなく花宮先輩の部屋へ向かった。
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百花(プロフ) - 笠松先輩オチが良いです! (2016年1月13日 16時) (レス) id: 1fa208ce09 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - 薬研@古橋(元千尋)さん» あ、はい!一応は居ます!ただ、うまく絡めてないです…すいません。こう…どうやって絡まそうって言うのが、あまり出てこなくて…すいません! (2015年12月16日 19時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
薬研@古橋(元千尋) - 春日さん居ますか…? (2015年12月16日 18時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ねむさん» えっと…一応出しては居ますよ!ただ、どうやって絡もうか…という案というか…出てこなくて…すいません! (2015年6月27日 9時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 虹村さんは出ないですか、、、? (2015年6月27日 9時) (レス) id: 83825eba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2015年5月2日 20時