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紫原「61話だしー」 ページ31

*


虹村「あー…感動の再会?中悪ぃけど…」

笠松「今の状況わかってんのか?」



パッと抱きついていた手を離した。



『えと…ごめんなさい…』

宮地「ったく…んとに反省してんのか?」

『はい…しています。』

虹村「どーする?赤司。部屋に戻すか?」

赤司「そうですね。もう遅いですし…他の人たちも言いたいこととかあるでしょうしね」

笠松「ん。長い時間すまなかったな。戻れるか?」


『大丈夫ですよ!』


赤司くんから、黛さんにお礼を言うんだよ?と言われ、わかってるよ!と返す。


そして、会議室を後にした。

















『失礼します!』


洛山が寝泊まりしている部屋をノックする。


中からは、実渕先輩が来た。



実渕「あら。どうしたのかしら?」


『えっと…黛さんは居ますか?』


実渕「黛さん?黛さんなら、彼処で本を読んでるわよ。」



どうぞ?と、ドアを大きく開けられる。

失礼しますと、足を一歩踏み出した。




黛「!…雪城。」

『えっと…その…あ、ありがとうございました!…えっと、赤司くんから聞きました。黛さんが、私を助けてくれたと…』


読んでいた本を閉じて、こちらを向いた。



黛「まぁ、そうだな。」

『だから、お礼をいいに来ました。ありがとうございました!』


バッと、頭を思いきり下げた。


黛「…気にするな。別に大したことはしてない。俺がしたかったからしただけだ。」


と、頭を撫でられた。



黛「…生きてて良かった。」

『…え?』

実渕「クスッ…黛さんたら、Aちゃんが起きるまで、それと起きた後もソワソワしてたのよ?」


本なんか、全然進まなかったのよ!と、笑う実渕先輩。


黛「なっ…そんなことは無い!//」


少し頬を赤く染め、反乱する黛さん。




『クスクスッ…(仲良いなぁ…)』




二人に、では戻りますね!と声をかけ、ドアノブに手をかけた。


黛「雪しっ…A!」

『!…はい。』


くるりと、顔を黛さんに向ける。




黛「…て、読んでいいか?」

『!パァッ…勿論です!ニコッ』



ありがとう。とはにかむ先輩は、かっこ良かった。

氷室「クスッ…62話だよ。」→←さつき「60話だよ!」



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百花(プロフ) - 笠松先輩オチが良いです! (2016年1月13日 16時) (レス) id: 1fa208ce09 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - 薬研@古橋(元千尋)さん» あ、はい!一応は居ます!ただ、うまく絡めてないです…すいません。こう…どうやって絡まそうって言うのが、あまり出てこなくて…すいません! (2015年12月16日 19時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
薬研@古橋(元千尋) - 春日さん居ますか…? (2015年12月16日 18時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ねむさん» えっと…一応出しては居ますよ!ただ、どうやって絡もうか…という案というか…出てこなくて…すいません! (2015年6月27日 9時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 虹村さんは出ないですか、、、? (2015年6月27日 9時) (レス) id: 83825eba12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2015年5月2日 20時

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