緑間「52話…なのだよ」花宮side ページ22
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さつき「はっ…はぁっ!だ、れかっ!」
バタバタと走ってきた、桐皇のマネージャー。
その後ろから、相田も来た。
日向「!?カントク、どうしたんだよ?」
リコ「はぁっ…A、ちゃんがっ…」
…!?
花宮「A…?Aがどうしたんだよ!?」
二人を問い詰める様に叫ぶ。
今は…どうしても冷静になれなかった。
瀬戸「花宮。落ち着け…冷静に考えろ。」
花宮「っるっせぇ!分かってるよ!」
ポンッと、肩に手が置かれる。
置かれた手は、震えていた。
…そうか…瀬戸も不安なんだ…
花宮「わりぃ…」
原「不安なのは俺もだよーん」
何時もの変わらない口調だが、少し声が震えていた。
伊月「…で、どう言うことなんだ?」
さつき「実はさっき、ナンパされてっ…Aちゃん、私たちを助けるためにっ…かわりに…!」
ナンパ…?
変わりに…?
花宮「チッ…探すぞ!Aを!」
古橋「…あぁ。了解した。」
瀬戸「ん。…おし!」
山崎「速く助けてやるぜ…!」
原「見つけるよーん。で、ナンパしたやつ…潰せば言いよね〜?ニィッ」
原も、古橋も、山崎も瀬戸も。
やっぱりAが大切なんだ。
勿論…俺もだが…。
黄瀬「ちょっ!探すって何処をっスか!」
原「はぁ?Aは何しに何処へ行ったか分かってんの〜?」
古橋「まだ、そう遠くには行ってないはずだ。その付近を探せば良い。」
俺らは走って、かき氷の売っている店に行った。
──本当…お前のせいで、霧崎らしくなくなんだよ…A。
山崎「見当たんねーな…」
瀬戸「ナンパ…人目につかない場所かもな。」
古橋「と言うことは…あの辺か。」
古橋の見る先には、あまり人目の付かなそうな場所。
花宮「A!A!」
しばらく探すと、人影を見つけた。
花宮「!ゆ…り…?」
原「…あーらら。先に取られた感じ?」
俺らが見た光景。
それは、知らない男二人がAを抱き締めているところ。
Aは膝から崩れ落ちた体勢で泣いていた。
古橋「…嫌なものを…見てしまったな…」
山崎「つか…誰だよ…アイツら。」
灰色の髪をした奴は、俺らを見て…笑った。
花宮「チッ…戻るぞ。どうせアイツらは知り合いだろ。」
瀬戸「今行っても…邪魔なだけだしな」
山崎「ハァ…少女漫画の様にはいかないってか」
そんな事を呟きつつ、海に戻った。
高尾「え?53話?マジかwww」リコside→←森山「51話さ!僕と君は運((」
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百花(プロフ) - 笠松先輩オチが良いです! (2016年1月13日 16時) (レス) id: 1fa208ce09 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - 薬研@古橋(元千尋)さん» あ、はい!一応は居ます!ただ、うまく絡めてないです…すいません。こう…どうやって絡まそうって言うのが、あまり出てこなくて…すいません! (2015年12月16日 19時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
薬研@古橋(元千尋) - 春日さん居ますか…? (2015年12月16日 18時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ねむさん» えっと…一応出しては居ますよ!ただ、どうやって絡もうか…という案というか…出てこなくて…すいません! (2015年6月27日 9時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 虹村さんは出ないですか、、、? (2015年6月27日 9時) (レス) id: 83825eba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2015年5月2日 20時