水戸部「【46話だって。赤司side】」 ページ15
*
赤司「…ふぅ。」
湯船につかり、一息ついた。
ふと辺りを見渡すと、女子との境目である竹の壁をチラチラと見る奴等が居た。
赤司「(…何をしているんだ…)」
実渕「全く。男子ってば…あぁ言う覗く趣味しかないのかしら…」
今回は、レオに賛成しよう。
黛「…アホか。」
大輝や、誠凛の小金井さんが見ていた。
青峰「あー…たく。覗けるところねぇじゃん」
桜井「あのっ…やっぱりやめた方が良いかと…スイマセン!」
桜井くんが謝る必要は無いと思うんだがな…
小金井「火神〜。ちょっときて〜」
火神「またっすか…」
…また?
伊月「日向!お前までなんで!」
日向「男のロマンだ!」
伊月「なんでだよ!」
誠凛(主に伊月さん)も、大変そうだ。
黛「…煩い…」
実渕「はぁ…怒られても知らないんだから。」
赤司「ふむ…A達に頼んで、彼らの練習メニューを増やすか…」
葉山「うわっ俺やんなくて良かったぁ〜」
すると、脳内に誰かが話しかけてきた。
『【…赤司くん…聞こえる?】』
赤司くん「っ!…【Aか…心臓に悪いじゃないか。】」
『【ごめんね。えっと、青峰くん達って今何処にいる?】』
赤司「【大輝かい?大輝は…】」
大輝のいる場所を見る。
…此処での事だよな…?
赤司「【大輝は…竹から歩いて…7.8歩の所に居るよ。笹のすぐ前だ。】」
『【そう!ありがとう!】』
そこで、言葉は終わった。
赤司「レオ…小太郎。面白いものが見れるぞ」
実渕「面白いもの…?」
しばらくすると、壁の上からなにかが飛んできた。
ガコンッ
青峰「いってぇぇっ!」
今吉「青峰ぇ!?」
頭を押さえてうずくまる大輝。
何かの正体は、桶だった。
青峰「おいさつき!またてめぇか!?」
壁の奥へ向けて、怒鳴る大輝。
『残ねーん!Aちゃんだよー!』
緑間「流石なのだよ…」
高尾「ギャハハッwwww」
腹を抱えて笑っている、高尾くん。
僕は、二人の顔を見た。
赤司「面白いもの…見れただろう?」
小太郎「すっげぇ!Aちゃん!あんなこと出来るのか!」
実渕「確かに…面白いものが見れたわ」
クスクス笑うレオ。
赤司「そろそろ上がろうか。」
僕はそう言って、風呂場を出た。
もちろん、覗きをしていた数名の人たちは、A以外からの説教を受けていた。
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百花(プロフ) - 笠松先輩オチが良いです! (2016年1月13日 16時) (レス) id: 1fa208ce09 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - 薬研@古橋(元千尋)さん» あ、はい!一応は居ます!ただ、うまく絡めてないです…すいません。こう…どうやって絡まそうって言うのが、あまり出てこなくて…すいません! (2015年12月16日 19時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
薬研@古橋(元千尋) - 春日さん居ますか…? (2015年12月16日 18時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ねむさん» えっと…一応出しては居ますよ!ただ、どうやって絡もうか…という案というか…出てこなくて…すいません! (2015年6月27日 9時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 虹村さんは出ないですか、、、? (2015年6月27日 9時) (レス) id: 83825eba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2015年5月2日 20時