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誠凛とキセキの世代との試合………火神くんとの最後のゲームを見ている時にそれは突然起きた



緑間くんが"ゾーン"に入ったのだ



その場の全員が目を見開いて驚いていた
試合が終わる頃にはみんなが緑間くんの所に集まっていた

黄「緑間っち!!なんでゾーンに入れたんスか!!」

高「ま、マジかよ真ちゃん!」

青「つーか入るならアイツらとの試合の時に入れよな」

火「お前ゾーンに入れたのか、」

緑「喧しいのだよ」

確かゾーンに入る為には条件があると前に聞いたことがある

・前提条件にキセキの世代クラスの才能があること
・バスケに全てを捧げていること、要するに誰よりもバスケが好きであること
・雑念が全く無く、完全な集中状態であること
・自身にとってのキッカケ(トリガー)を引くこと

1つ目と3つ目は条件を満たしている
分からないのは4つ目、そして2つ目

緑間くんにとってのトリガーが何だったのか
でもそれ以前に嬉しい事がわかった

『なーんだ…やっぱりバスケ好きなんじゃん』

1年の夏のインハイの時、緑間くんは楽しい楽しくないでバスケをしていないと言っていた
でもゾーンに入ったという事は"そういう事"なんだろう



火神くんとの最後の試合が終わり、今はみんな休憩している
もう何事もなく終われると思っていたのに、

緑「A……お前、またジャバウォックの奴らと会ったらしいな」

『(^q^)』

もうオワタ顔するしかなかった
すぐさま高尾くんの方へと振り向くと一瞬で目を逸らされた

『(高尾くん…絶許…)』

ギリギリと歯を食いしばり高尾くんを睨んでいると、

緑「おい、聞いているのか」

『…聞いてます…』

緑「何度言えば分かるのだよ、お前は」

『今回は本当に偶然だったし、私だって知らないフリしたって!』

緑「それでも話しかけられれば一緒なのだよ」

何を言っても私が怒られる
そんな時に赤司くんから悪魔の一言が降り注いだ

赤「そういえばナッシュから何か貰ったらしいじゃないか」

『赤司くんっ!?!?』

緑「……何の話だ」

『っ、し、知らない間にポケットの中に……入ってた…』

そう呟いてナッシュの連絡先の書いてあるメモを取り出した

緑「はぁぁ……警戒心ぐらい持つのだよ…」

そしてその後小さな声で、どうしたらそんな事になる……と聞こえ、とうとう私にも我慢の限界がきた

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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肉巻きおにぎり(プロフ) - 夜遅くにコメント申し訳ありません、ずっと更新楽しみにしてたので、めちゃくちゃに嬉しかったです!どうかこれからも、体調に気をつけてゆっくり更新頑張ってください、本当に楽しみにしてます! (2023年2月7日 1時) (レス) id: 26e00175be (このIDを非表示/違反報告)
柚奈原(プロフ) - このお話凄く好きです!!どうか、更新してほしいです (2022年2月27日 6時) (レス) id: 8b030105a8 (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - 自分新規ですけど、このお話すごく好きです!2人が仲直りしてほしいので、更新して欲しいです… (2021年9月19日 15時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
限界突破済みヲタク(プロフ) - 超面白い、面白すぎる、、どうか、どうか更新をお願いします…! (2021年9月18日 11時) (レス) id: ec647ac5eb (このIDを非表示/違反報告)
畑ケケ(プロフ) - もう、更新の予定はありませんか? (2021年7月23日 11時) (レス) id: 94b0c6b701 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めんたいこ。 | 作成日時:2020年5月14日 21時

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