【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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放課後___

多｢っ！Aさんっ、その目…！｣

『多恵ちゃん、ごめんね…目の方は大丈夫だから心配しないで？』

宮-裕｢こんの……馬鹿が！！！｣

『ひぇっ…』

あれから会う人みんなに大丈夫だと言って頭を下げた
宮地先輩からは思い切り叱られました…
緑間くんからの説得もあり、マネージャー業は多恵ちゃんに任せ私は2階からみんなの様子を見ることに


『んー……いざ上から見ると分かりやすいかも…』

上から見ることで個人の様子だけでなく、全体の様子がハッキリ分かる
ノートに一人一人のデータを書き込んでいく
とは言ってもこなしたトレーニングを書いてるだけだけど……

あとはシュートの成功率やミスした数など書き出していく

『多恵ちゃんも何とかこなしてるみたいだね』

他の1年生や2年生に助けてもらいながら何とかマネージャー業をこなす多恵ちゃんの姿を見つめる

多｢緑間先輩、ドリンクどうぞ｣

緑｢ん、すまない｣

『………』

別に何気ない光景なのに、途端につまらなくなる
いつもなら私が渡していたのに…
なんて子供みたいに拗ねてしまう

すると緑間くんがこちらを見上げ、口パクで｢大丈夫か？｣と聞いてくる
私は大きく頷き、手を振った
さっきまで拗ねていたくせに、もう機嫌良くなって…私は子供か！！

緑間くんも安心したように微笑み、すぐに練習に戻る

『あーー……好き……』

結局気付けば緑間くんばかりを目で追いかけていた…



部活も終わり、2人の所へ向かった

『お疲れ！』

緑｢A、走るな！転んだらどうするのだよ！｣

高｢真ちゃん過保護ww｣

『ごめんごめん、2人とも自主練するでしょ？』

高｢するけど、Aちゃんは｣

『手伝うよ！シュート練なら別にボール飛んでこないでしょ？ボール拾いはしないで記録だけつけるから！！』

ね！お願い！と手を合わせて頼み込んでようやく2人から了承を得た

なんだかんだ高尾くんも過保護なんだよなぁ…



自主練中は2人のシュート率を書き込んでいく
今のところ、緑間くんは七割、高尾くんは六割を超えた

高｢でも練習でこれだろ？｣

緑｢あぁ、試合中ともなれば三割は確率が下がると思っていた方がいいのだよ。そうなると…｣

『試合ではまだ使い物にはならないか…』

試合ならではの緊張感や相手選手からのプレッシャー、その日の自分のコンディションだって今とは確実に変わってくる

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