【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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宮-裕｢おし！今日はこれだ終わりだ！各自片付けに入れ！｣

"はいっ！！"

3年生が卒業し、今度は新入生が入ってきた
前年度の成績のおかげか、バスケ部の入部希望者がだいぶ多かった
その中には大坪先輩の妹さんで大坪多恵ちゃんもマネージャーとして入ってきてくれた

『多恵ちゃんボトル洗いに行くよー！』

多｢あっ、はい！｣

高｢Aちゃん後輩ちゃんいじめんなよー？｣

『おいシバキ倒すからこっち来い』

緑｢おい、早くするのだよ｣

大坪先輩の妹の多恵ちゃんがまーた可愛いんだこれが！！！
初見の時は絶対に守ろうと心に誓ったもん←
というか大坪先輩からもよろしく頼むと個人でお願いがきてた

多｢先輩達って本当に仲が良いですね｣

『先輩じゃなくていいよ！名前で呼んで？』

多｢えっ…えっと……A、さん…？｣

『っ、ぐっ…！』

多恵ちゃんの名前呼びに心臓がｷﾞｭｯてなり、軽く崩れ落ちた

多｢え、Aさん！？｣

『いや…大丈夫……さっさと終わらせよ？』

可愛い、可愛すぎる…！
大坪先輩が過保護にもなるわけだ……

多｢私、まだ仲のいい同級生がいなくて…｣

『えっと、バスケ部にってことだよね？こればっかりは少しずつ交流していって相手のことを知ることが一番の近道かな』

多｢相手のことを知る？｣

『そうそう、これはマネージャーをする上で大事なんだよね。しっかり相手の事を観察していつもと違うなと思ったらすぐにその人に聞く。意外に本人でも気付いてない事とかあるからね』

多｢なるほど…！ありがとうございます！｣

『(私が先輩してるよぉ…っ！)』

1人感動しながらマネージャー業を終わらせた




『じゃあ多恵ちゃんの事頼むね』

｢｢｢はい！｣｣｣

多｢Aさん、お先に失礼します｣

『気を付けてね！また明日！』

1年生を見送りいつもの第二体育館に向かった
そこではすでに高尾くんと緑間くんが練習を始めていた

ｶﾞｺﾝｯ!

緑｢ﾁｯ……｣

高｢おーおー、荒れてるね〜｣

丁度緑間くんのシュートが外れるところを見た
あの緑間くんが何故外したかというと、利き手である左手ではなく右手でシュートを打っているからだ

洛山戦で赤司くんに言われた事を2人は真摯に受け止め、あのシュートを無駄にしない為にどの方向からでもシュートを打てるように練習をしている

ちなみに高尾くんは緑間くん程ではなくとも自分で点を取れるようスリーを練習している

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