144個目 姉side ページ48
容易く火神くんを抜き去り、シュートを決めた
「あれは…!まさかっ、ゾーン!?」
話にしか聞いたことがなかった
限られた人にしか入れない領域…
伊月先輩と火神くんをあっさりと抜き去る
あの二人が反応すらできないなんて…
残り4分
最後のタイムアウト
火「先輩…サシでやらしてくれ、です!」
小金「サシで!?3人がかりでも止められない化け物だぞ!?なんか勝算でもあんの?」
火「いや、ないっす…。けど、やる!今更キセキの世代相手に1人で勝とうなんてつもりはないし、もしそれがチームの勝利の為なら喜んでベンチにだって入る!それでもあいつだけは…俺が1人でやらなきゃダメなんだ!」
日「分かった…2分やる、エースはお前だ、好きにやれ!その間は俺らが全力で食らいつく!託すぜ火神!」
みんながエースの火神くんに託す
「火神くん」
火「あ?…!?」
私は火神くんの手を包み込んだ
「…任せたよ、火神くん!」
火「はっ、当たり前だっつーの!」
私に出来ることはみんなを信じて待つだけ…!
でも未だに青峰くんを止めることができない
こちらも攻め返すがオーバーフローの効果が切れ始めているのか、今吉さんにボールを取られてしまう
ボールが外へと弾かれる
日「(やべぇ!ここでボールが出たら…!)」
黒「まだだ!!」
「っ、黒子くん!!」
黒子くんがボールを中へと戻すが、反動で転んでしまう
それから木吉先輩が決め返した
黒「ここで離されるわけにはいきません…みんなの思いを背負ったエースは絶対に負けない…!信じてますから、火神くんを…」
残り2分…
93−98 5点差で誠凛が追いかける
またもや青峰くんに抜かれる火神くん
火「(絶対に勝つんだ……っ、嫌なんだよ…もう負けるのは……嫌なんだよ…こんなとこで終わっちまうのは……嫌なんだよ…もうっ、泣いてる仲間を見るのは…!ここでやらなきゃ…いつやるんだよ!!!!)」
「火神くん!!!!」
懇願にも似た声を上げた次の瞬間…
青「!?」
今「なっ!」
火神くんがゾーンに入った青峰くんのボールを弾いた
「まさか……火神くんも……?」
青「前言撤回するぜ、火神!最高だな…お前!!」
ゾーン同士の戦いなんてどうなるか分からない…
もうデータで読むことはできない
ここから先は…エース同士の戦いにかかっている…!
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雪泉(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます!意外に秀徳のお話が少ないなと思ってもう自分が書いてしまえ!という感じで始めました!自己満なお話ですが、喜んでもらえてすごく嬉しいです(泣) これからもこの作品をよろしくお願いします!本当にありがとうございます! (2020年4月23日 22時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 1年トリオが可愛すぎるし、それを見守る3年トリオが優しすぎてツラいです(笑)黒バスは秀徳最推しなので内容とかいろいろ歓喜です!! (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - RENさん» コメントありがとうございます!遅い更新になるかもしれませんが、頑張ります!RENさんも体調には十分気を付けてお過ごしください!本当にありがとうございます! (2020年4月22日 21時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
REN(プロフ) - 帰宅部の私がマネージャーになりました。めっちゃ面白いです。コロナで体調管理に気をつけながら更新頑張ってください。応援しています。 (2020年4月22日 18時) (レス) id: e1030c49e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年4月15日 14時