検索窓
今日:41 hit、昨日:1 hit、合計:204,243 hit

6個目 ページ7

『ねぇ、お姉ちゃん』

「ん?何?」

『あの、緑色の髪の人の名前ってなに?』

「え!?」

お姉ちゃんが何かバケモノでも見たかのような反応をした。

「Aが自分から人の名前聞くなんて…」

『私ってそんな人に興味ないみたいに見える?』

「実際赤司くんの名前覚えてなかったじゃない」

『うっ』

そこを突かれると言い返せない。

「彼は"緑間真太郎"」

『緑間…』

いやもう髪と名前が一致しとるがな。
赤司くんも一致してるしこの流れだとあとの3人も同じだったりして(笑)

「緑間くんはSGで主にアウトサイド、つまり3Pシュートが得意なの」

『へぇー』

てかお腹空いた。あ、そうだ!私チョコ買ってあったんだ!
カバンから小腹がすいた時用に買ってあったチョコを取り出した。

ビーーーッ

そんな事をしているとゲームが終わった。みんな余裕を残しつつプレーしてたみたいだ。
そこまで汗をかいていない。

「お疲れ様!」

お姉ちゃんがドリンクとタオルをみんなに渡していく。

赤「もう少し連携を増やしつつ各々シュートやリバウンドの精度を上げていかないとな。まだミスが目立つ」

青「俺に回してくれればすぐ点取ってやるぜ?」

黄「俺だって負けねぇっスよ!」

緑「ふんっ、俺が外すなどありえないのだよ」

黒「……(ぐったり)」

紫「お腹空いたー、お菓子………あっ」

1番大きい人が何かを見つけたような声を上げた。みんなその声につられその人に視線が集まり、そのままその目線を辿ると、私に向いていた。

『え?』

紫「それチョコー?俺にもちょーだい」

『は?』

緑「おい紫原、人の物にたかるなど失礼なのだよ」

紫「えぇー、だって俺もうお菓子残ってないもん」

『……』

紫「ねぇ、だめ?」

『絶対やだ』

紫「え」

『チョコは私の命の次ぐらい大事だし今日の楽しみだったしそもそも量もそんな多くないからちょっと無理です』

息継ぎなしで言い切った私を褒めて欲しい、みんな予想と反する私の返事にポカンとしていた。

「Aほんっとチョコ好きだね」

『人類の叡智の結晶』

紫「ケチー」

『ケチで結構ですー』

黄「なんか、今までにいないタイプの子っスね…」

赤「面白いね、君」

『心外ですね……つまらない人間ですよ』

青「キャラ統一しろよ」

『まさかこのセリフが使える日が来るとは…』

モノ〇怪は神作だったからな、1人感動に浸っていると

赤「さて、時間だな。片付けを始めてくれ」

7個目→←5個目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。