26個目 ページ27
放課後になり、私は荷物を持った。今日はまっすぐ家には帰らない、あの秀徳の練習を見学しに行く。
高「うっし、じゃあ行きますか!」
『うぃ』
2人について行くと既にかなりの人数がいた。いや多すぎ〜(笑)
さすが強豪校だ。
高「ちわーっす!」
緑「お願いします」
『お願いしゃーっす!』
「「「「「!?」」」」」
高「ぶっは!wwww」
緑「…」
あ、間違えた、つられて挨拶してしまった。だってハ○キューハマってるから!
サッと緑間くんの背後に隠れる。
緑「おい、何してるのだよ」
『ちょっと、恥ずかしくなりまして…』
高「相変わらず面白ぇwww」
『笑いすぎだよコノヤロウ』
宮「お前らさっさと準備しろ!」
高「はい!」
緑「はい」
あの暴言イケメン先輩に言われ2人は準備しに行った。
あれ?放置?私、放置プレイは好みじゃないんだけど。
宮「お前、マネージャー希望の奴か」
『あっ、こんにちは、AAです。まだマネージャーをやるかは決めてないです』
宮「あ?どういう事だ?」
『んと、ちゃんと見学して自分に出来るかしっかり考えてから決めようと思ってて』
宮「そうかよ、でも入るんならマネージャーだろうが誰だろうが厳しくするからな」
『あ、はい』
そう言うと先輩は準備に戻って行った。
厳しくというか、あの暴言を浴びせられるんじゃ……メンタル鍛えとくか←
中「ん〜?君は?」
『え』
のんびりとした声に振り返ると、そこには中谷先生が立っていた。
『あ、こんにちは中谷先生。今日は見学しに来ました』
中「マネージャー希望?」
同じ会話めんどくさいので、かくかくしかじか。
中「ふーん…少し待っていなさい」
そう言うと先生はみんなに指示を出し練習が始まった。
朝練とはレベルが違うハードな練習、じっと練習を見ていると中谷先生が話しかけてきた。
中「A、マネージャーになるという事は遊べる時間どころか自分の時間もなくなるぞ、それでもいいのか?」
『はい、それは十分理解してます』
中「バスケのルールは?」
ふっ、私を舐めてもらっては困るな。
『スラ〇ダンク漫画読破済み、アニメも3周以上してる私に隙はありません(ドヤ)』
中「………」
高「wwwwwww」
緑「はぁ……」
あれ?何か視線が私に……何か間違えたかな?
……うん、間違えたなこりゃ。
宮「お前ふざけてんのか!轢くぞ!」
『早速暴言』
まだマネージャーじゃないのに早くね?てか酷くね?
ぴえん。
158人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時