元奴隷の少女は煌帝国の第___皇女で____が出ない 【マギ】

第40声　【お茶に………】 ページ44

時は過ぎてシンドリアに来て3日目

紅玉「お姉様？」

「〔どうしたの？〕」

紅玉「一緒にお茶をしませんか？」

「〔うん、いいよ〕」

紅玉「では紅覇お兄様と白龍ちゃんも誘ってきます！！」

ふふっ、紅玉も楽しんでいるみたいでよかった

綺華と白瑛姉様と明兄は大丈夫だろうか……

あの3人が失敗するはずがないと思うけど


事は着々と進んでいる。あともう少し……あともう少しで全てが終わる。僕の声も、戻るかな？

指輪を撫で、紅玉達の帰りを待った。



紅玉「お姉様、こちらもどうぞ！」

「〔ありがとう〕」

今皆でお茶をしている………しているのだが………

紅覇「こっちも！」

「〔わかった〕」

紅玉と紅覇にお茶菓子を食べさせられている

白龍に助けを求めるも………


白龍「人気者ですね」

白龍……笑顔で言わなくても

お菓子ばかり食べていてお茶を飲んでいなかったので1口

「！？」

紅玉「お姉様！！」

紅覇「A！！」

口からお茶が垂れる

ガシャン！！

カップを落とす

苦しい……息が出来ない……助けて

白龍「A殿！！」

紅覇「ぼ、僕、炎兄達を呼んでくる！！」

紅覇が慌てて部屋を出る

紅玉「お姉様、お姉様！！」

紅玉……そんな泣きそうな顔しないでよ……僕まで悲しくなるよ

白龍「A殿！」

白龍も……

そこで僕の意識がなくなった

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