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第2声 【目覚め】 ページ3

Aside

パチッ

目を覚ますと、そこは見覚えのある天井だった

確か煌帝国に帰って来て、宮殿の門まで辿り着いた所で倒れた

身体を起こし、当りを見渡す

ここは、かつて僕の部屋だった。あの時のまま、綺麗にされていた

ガチャ

ドアか開く音がして、僕の視線はそっちへ

?「!!」

部屋に入って来たのは……

?「A!!」

ギュッ

?「僕だよ?覚えてる?練“紅覇”」

僕の双子の兄、練紅覇だった

肯定する為に、首を縦に振る

紅覇「A、声を聞かせてよ」

紅覇の言葉に僕はどう答えるか迷っていた

紅覇「A?どうしたのぉ?」

知られたくない……僕が……

紅覇「もしかしてだけど、声が出ないの?」

「(ビクッ)」

紅覇「嘘…でしょ……?」

声が出なくなってしまった事を

紅覇が泣いている

背中をトン、トン、と叩くが泣き止む気配がない

ガチャ

また誰かが入って来た

?「失礼しま…っ!!」

?「A、紅覇?」

紅覇「炎っにいっ…明っにいっ…Aのっ声が……」

第1皇子と第2皇子、僕の兄の練紅炎と練紅明だ

紅明「Aの声がどうしました?!」

紅覇「声…が…出ない…」

紅炎/紅明「っ!?」

紅覇を抱きしめる力を強める

兄さん達には知られたくなかったな…

でも、いずれ知られてしまう

紅炎「A」

炎兄に呼ばれる

紅炎「声が出ないというのは本当か?」

今さら隠す必要も無いので頷く

紅炎「そうか…」

ポンッ

「!!」

紅炎「よく帰って来てくれた」

炎兄の言葉は優しく、僕の目からは涙が溢れた

紅明「A、紅玉達にも会いますか?」

断る理由も無く、頷く

今日は頷いてばかりだ

明兄は荒ただしく部屋を出ていった

第3声 【兄妹たちとの対面】→←第1声 【帰って来た皇女】


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カエルだよ - どーも名前を変えました。使ってくれてありがとうございました (2017年8月20日 15時) (レス) id: c83809d999 (このIDを非表示/違反報告)
ミコピン(プロフ) - ドMでマギ大好きさん» さっそく使わせていただきました!! (2016年12月18日 20時) (レス) id: d2cdf30a63 (このIDを非表示/違反報告)
ドMでマギ大好き - ありがとうございます(▼▽▼) ペコリ (2016年12月18日 19時) (レス) id: 2dcf66147b (このIDを非表示/違反報告)
ミコピン(プロフ) - ドMでマギ大好きさん» 大丈夫ですよ!!ありがとうございます!合体魔法で遣わせていただきます (2016年12月16日 22時) (レス) id: d2cdf30a63 (このIDを非表示/違反報告)
ドMでマギ大好き - 遅くなりましたが風と水の合体魔法で 「ウォーター・トルネード」はどうですか? (2016年12月16日 20時) (レス) id: 2dcf66147b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄泉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月14日 23時

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