第18声 【手紙】 ページ19
僕達はついに炎兄の部屋の前までやって来た
紅玉「お姉様、行きましょう。」
「(ｺｸｯ)」
コンコン
紅炎「誰だ？」
紅玉「紅玉です。あと、Aお姉様もいます。」
紅炎「……入れ」
炎兄の部屋に入る時って緊張するな〜
そんな事を考えながらも炎兄の部屋に入った。
紅炎「どうした？」
紅玉「お姉様に、あの作戦を話してあげてくれませんか？」
自分では上手く説明出来ませんから………と紅玉が言う
紅炎「あぁ。そこに座れ。」
紅玉「は、はい！」
僕は紅玉と隣に座る。
紅炎「まずAに聞くが、お前はあの女に復 讐をしたいと思うか？」
復 讐……か…
あの女に……
あの女には、あれだけの事をしてもらったんだ。こちらもお返しするべきだよねぇ
「(ｺｸｯ)」
紅炎「では復 讐をする方向で話を進めてもよいな？」
「(ｺｸｯ)」
僕だって怒っている。仕返しをしたいと思っていた。
紅炎「で、作戦というのはだな。」
ガチャ
紅明「失礼し、すいませんでした。出直します。」
明兄が来た。
紅炎「構わん。どうした」
紅明「先程、“シンドリア”から手紙が届きました。」
『！？』
紅炎「貸せ」
明兄が炎兄に手紙を渡す。
紅炎「………」
数分の沈黙が訪れる。
紅炎「良い知らせだ。」
紅明「手紙には何と？」
紅炎「あちらから招待を受けた。」
紅玉「招待とは？」
紅明「………我々をシンドリアに招待する。何ですかこれは。あちらはふざけているのですか？」
明兄が怖い。
紅炎「落ち着け。これは絶好のチャンスだ。」
『？？』
紅炎「これを機に、復 讐をしようと思う。」
紅明「そういう事ですか。」
紅玉「流石お兄様ですわぁ！」
確かに、炎兄考えたね。
紅炎「紅明」
紅明「何でしょう？」
紅炎「手紙の返事は、1ヶ月後に行くと返しておけ。」
紅明「はい。」
明兄は部屋をでた。
紅玉「お兄様、あちらへ行くとなれば今の作戦では無理では？」
紅炎「夜、また伝える。」
紅玉「はい！！」
紅炎「今日は珍しくお揃いか。」
紅玉「はい！」
紅炎「似合っている」
『！！』
炎兄が褒めてくれた
僕と紅玉は顔を見合わせて微笑む
紅玉「それではもう行きますね。」
紅炎「あぁ。」
紅玉「失礼しました。」
「(ﾍﾟｺｯ)」
紅玉「お姉様、これからお茶をしませんか？」
「(ｺｸｯ)」
今日は紅玉の笑顔が沢山見れて嬉しいな。
僕達はまた、紅玉の部屋に戻る。
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カエルだよ - どーも名前を変えました。使ってくれてありがとうございました (2017年8月20日 15時) (
レス) id: c83809d999 (このIDを非表示/違反報告)
ミコピン(プロフ) - ドＭでマギ大好きさん» さっそく使わせていただきました！！ (2016年12月18日 20時) (レス) id: d2cdf30a63 (このIDを非表示/違反報告)
ドＭでマギ大好き - ありがとうございます(▼▽▼) ﾍﾟｺﾘ (2016年12月18日 19時) (レス) id: 2dcf66147b (このIDを非表示/違反報告)
ミコピン(プロフ) - ドＭでマギ大好きさん» 大丈夫ですよ！！ありがとうございます！合体魔法で遣わせていただきます (2016年12月16日 22時) (レス) id: d2cdf30a63 (このIDを非表示/違反報告)
ドＭでマギ大好き - 遅くなりましたが風と水の合体魔法で 「ウォーター･トルネード」はどうですか？ (2016年12月16日 20時) (レス) id: 2dcf66147b (このIDを非表示/違反報告)
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