Symphony３【病系】【短編集】

37_MILK TEA［水×桃］* ページ33

リクエストありがとうございます( ˶ˊᵕˋ)੭♡
このコンビ💗💙人気ですねw

▶︎体調不良/学パロ

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桃side









いつも大体同じような時間に駅に到着して、打ち合わせすることも無く一緒に登校することが多いころん

だけど今日はあいつ遅刻かな。来る気配のない改札前で、俺は待つのをやめ1人学校に向かった




学校について荷物を机に置いて、食堂に向かうのが俺の毎日のルーティーン

高頻度でそれに着いてくることの多いころんは今日はまだいない


自販機でいつもはお茶を買うけど、自然に手が伸びて買った紙パックのミルクティー2つを抱えて教室に戻った




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チャイムが鳴ってころんの遅刻が確定する

担任が空いている席とそいつの所在を確認して、なにやら手に持っている黒の表紙のついた冊子に書き込んだ


はい、ころちゃんアウトおつかれ。と心の中で呟き、窓の外を眺める

ぼーっとただ流れの早い雲を見ながら先生の話を流し聞いていると、ガラガラっと大きな音を立ててドアが開きみんなの視線が集まった





「 おはよう、ころん。遅刻な 」

「 …はざいます……、、 」


入ってきたのはころんなんだけど、なんかあいつ元気なくね？

少し乱れた制服とボサボサの髪。朝というのに既に疲れた様子のころんは席に着いてぼーっと一点を見つめていた





「 おはよころん 」

一限までの休み時間の間にころんの元に行く



「 寝坊？ 」

「 そんな感じ… 」

いつもより色白な肌と、虚ろな瞳

この時感じた違和感を俺はただ眠気なだけだろうと知らないフリをした




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