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*復讐と樹木子6 ページ37





樹木子は枝を伸ばして次々と旧鼠組を捕まえて血を吸って殺す。







氷「リクオ様危険です!!お下がり下さい!!」



黒「このままでは我々も…!!」



首無「ここは一度、撤退したほうがよろしいのでは…!」









リ「……いや、オレは撤退しねえ」






氷「なっ!?何を仰っているのですか!!危のうございます!!」





リ「このまま撤退したら、樹木子はどんどん大きくなる。さっきより奴はデカくなっていやがる」



時雨「放っておけば間違いなく、街にも被害が出る」




氷「そんな…ではどうすれば……!?」









Aを抱いたまま、オレは暴れ狂う樹木子を見る。









リ「A、悪りぃ…もう少し待てるか?」






貴「……待てるよ…私なら、大丈夫。





伊達にあなたの女、やってないわ。こんな血吸われたぐらいで…死ぬわけには、いかない…から」







リ「ふっ…やっぱいい女だな、Aは。だが無理すんなよ。





すぐ終わらせてやるからな」







Aを片手に抱きながら樹木子の方へゆっくり近く。







首無「リクオ様!?」







Aを抱いている反対の手で懐から杯を取り出した。







リ「血を吸って妖怪化した木か……だが所詮は木だ。



てめぇら、オレを誰だと思ってんだ?

オレは奴良組三代目、魑魅魍魎の主 奴良リクオだ」









杯にふっと息を吹き掛けると並々と注がれた酒に波紋が起きる。
波紋は炎を生み出し、それはあっという間に勢いを増し樹木子の体躯を飲み込んだ








樹木子「イギャアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」







リ「奥義 明鏡止水___“桜”」






炎に纏わりつかれた樹木子悲痛に叫ぶが、既にこの状況から脱け出すのは不可能に思えた。
所詮はその場に生えていた木。
枝を伸ばしても歩くことはない。









リ「夜明けと共に塵となれ、樹木子よ」








樹木子「アアアアアアアァァァァ……」







樹木子の悲鳴は小さくなり、やがて燃え尽きた。







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黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» 駄目ではないですよ!人気になりましょう!!これでぬら孫を好きになって小説が増えるといいですね (2018年11月4日 18時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 大変厚かましいのですが私の小説を紹介してもらえませんか?駄目だったら言ってください!「ぺコリ」 (2018年11月4日 16時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - わかりましたっ無理言ってすみません・・・それと小説新しく進行したのでみてくださいっ (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» ただいま速度制限がかかりもう少しになるかと…いやそろそろ直るはずです (2018年11月4日 14時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 読んでくださってありがとうございますっそれとリクエストのほうはもうすこしでできますか? (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月25日 22時

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