*私だって嫉妬するよ ページ4
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三代目、御乱心!?のその後です。
貴女side
何とも言えない気持ちが胸に居座った。
あの後そのまま、気分的に落ち込んで……いや、イラついて布団に潜り込んだ。
…布団に入ってからしばし経つが、あの光景がフラッシュバックされ、中々寝付けなかった。
貴「……しょうがない、じゃん…リクオくん酔っ払ってたんだから…何怒ってるのよ私…」
次の日は私はリクオくんが話しかければ黒い笑みで返した。
学校でも
リ「あ、あの…A」
貴「……」
リ「(やばい…完全に怒ってる…)」
貴「私今日、若菜さんのお手伝いあるから先に帰るね」
リ「あ、ああ…うん」
スタスタと私は先に本家に帰る。
貴「……はぁ〜〜…」
リクオくんは魑魅魍魎の主となった。
よくよく思い出せば、確かに嬉しそうな女性もいたのだ。博がついた彼の肩書きに寄ってくる女性も中にはいるのだろう…
きっとこれだけじゃない…
こらからずっと、そういう気持ちになるんだ…
そこでふと気付いた。
貴「私…嫉妬してるんじゃん……」
そんな自分が、酷く汚いように思えてならなかった…。
その日の夜も、私はリクオくんと全然話せなかった…
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貴「昨日も全然リクオくんと話せませんでした…」
牛鬼「気に病むな。酔っていただけでリクオの意志とは関係ない…」
牛鬼さんが自分の事を心配してくれていることがよくわかる。ありがたいと思いつつも、やはりなんて言えばいいのかわからなかった。
一方的に避けているのは私。
だんだんその事に罪悪感すらわいてきてしまった。
貴「そう、ですよね……宴会だし、無礼講だし…
超強力な妖怪酒なんて知らずに飲んじゃったのは…仕方ありませんよね」
牛鬼「(心の内はそう簡単には明かさぬか…)」
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黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» 駄目ではないですよ!人気になりましょう!!これでぬら孫を好きになって小説が増えるといいですね (2018年11月4日 18時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 大変厚かましいのですが私の小説を紹介してもらえませんか?駄目だったら言ってください!「ぺコリ」 (2018年11月4日 16時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - わかりましたっ無理言ってすみません・・・それと小説新しく進行したのでみてくださいっ (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» ただいま速度制限がかかりもう少しになるかと…いやそろそろ直るはずです (2018年11月4日 14時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 読んでくださってありがとうございますっそれとリクエストのほうはもうすこしでできますか? (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月25日 22時