桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

269夜＊お客人 ページ6

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納豆小僧「これが青と黒の最後の映像です…」





百目の目玉で映像を見ていた奴良組。






氷「そんな……」

鴆「ウソだろ…………」





納豆小僧「百目の目玉はこの先を撮っていない様子…」



鴆「なんだよあの矢印？どんな術だ？」






リ「…………青も黒も必ずやってくれる。オレは信じる」



氷「リクオ様……」




リ「中部の百鬼夜行をまかせたんだ、ら奴良組の特攻隊長を信じろ！！オレたちは葵螺旋城攻略のために動くんだ！」







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貴女side





お客さんが来てるみたいでお茶出ししようと台所へ向かうと清十字団のみんなが勢揃いしていた。






カナ「Aちゃん！」



貴「(カナちゃん…？みんな…)」







百物語組との抗争が終わった時に、私も自身の事をみんなに話していた。カナちゃんには泣かれてしまったけど、それでも私の友達でいてくれた。

「Aちゃんもずっと…抱え込んでたんだね」って…言ってくれた。






みんなはみんななりにリクオくんの助けになりたいようだ。







巻「うわぁくるんじゃなかったー！なんだこいつ〜」




鳥取の大将「食らいあうー」







貴「(きゃあぁぁぁ巻さんの頭が食われてるー！？)」


リ「まてまてまて、そんな食べちゃダメだ鳥取の大将！！」






ゆ「悪行のニオィィーーーーッ！！」






ゆらが鳥取の大将を飛び蹴りして巻さんを助けた。

ニオイって…気づくのはやくない？








ゆ「んー？何や巻さんやないか」



巻「ゆらちゃん！！」




ゆ「みんな！？久々やな〜」







岡山名物きびだんごを食べながら手を振るゆら。

やめなさいはしたない…





巻さんと鳥居さんは久々に会えたのが嬉しくて、ゆらの頭をタムタムした。獺祭さんの時みたいに。







巻「……ん？あれ？なんでゆらちゃんが奴良んちに？」

鳥居「そーいえば。ま、まさか陰陽師と妖怪の禁断の恋？」



氷「え、ええーー！？そそそそーなんですか！？九州で一体何が！？」


ゆ「なんでや！！あんた事情知っとるやろ！！」








子白「A〜どうしたの〜？」




鳥居「ぬいぐるみが喋った！？」

巻「てか動いてる！？」





貴「(あ…まだ言ってなかった)」






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