桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

279夜＊オレの百鬼で ページ17

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リクオside





Aが五芒星にのみ込まれた直後、茨木童子と鬼童丸、そして空から飛んでくる大蛇と妖怪たちが奴良組を襲撃してきた。





そしてじじいが帰ってきた。

昔の戦友たちを連れて









総大将「おうリクオ、随分百鬼が増えたじゃねぇか。ところであの女は来たか？めちゃくちゃ強いぞぉ？」








あの女…羽衣狐か。






リ「羽衣狐…戻したのはてめーか…とんでもねぇことしでかしやがったな、じじい」









総大将「おいリクオ、てめーまさか自分を正義の戦士だとでも思ってんじゃねーだろーなぁ。



妖怪じゃぞぉ………？

妖なんざぁ悪タレの鼻タレの集まりじゃろ〜〜〜〜が。

ついてこさせんだ、どんな奴でもよ。
やってみい、超えてみい？



考えてみいリクオ…千年前の最強の妖、鵺と戦うんじゃぞ？自分の知る限りの最強百鬼を作って挑みたいとは思わぬか？






そうして全部超えてこそ、魑魅魍魎の主ってもんだろーが」







一瞬だけじじいの姿が変わったような気がした。

じじいの畏のせいかもしれねぇ…







総大将「フハッ。あのヘビ女…かなりの術者と見える。まともにやってちゃー時間食うぜ…急いでんだろ？」







子白「ぬらりひょん様…Aが…Aが！」


総大将「わかっちょる子白…お前もリクオとゆけ。Aちゃんの気を感じることができるのはお前だけじゃ」





じじい…









総大将「行きな」









じじい…オレは








リ「オレは…オレの道を貫くぜ。そして…オレの百鬼で晴明を倒し、Aを救ってみせるさ」





総大将「……いーからさっさと行け！ここはワシらに任せりゃーええ！！

とっととAちゃんを鵺から奪い返さんかい！！」






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