孤独なお姉ちゃん[おそ松さん]

これからは一緒にいようね〈リクエスト〉 ページ36

神城靈夢さんからのリクエストです♪*ﾟ

お姉ちゃん(夢主)生存ルートです！

31話〈決意〉の続きです(*´ｰ｀)

▽▼▽▼▽▼▽

私の動きが…読まれていた！？

東郷「僕は天才の、
史上最悪の殺人鬼だ

人の心を読むぐらい簡単だよ」

高笑いしながら、
東郷がこちらに近づいてくる

速い……

私はどうなってもいいから、
せめて、せめて弟達だけでも逃さないと…！

東郷「あれぇー？

さっきまでの威勢はどこに行ったんだい？
”お姉ちゃん”」

十「気安く姉さんの名前を呼ぶな！！」

十四松は必死にロープから逃れようと、
必死に動いたりしてる

摩擦で擦り傷も出来ている

他の弟達の目には諦めの色が浮かんでいる

十「頑張れ姉さん！
がんばれぇー！！

7人でもう1回、
超絶くそまずっ☆ルシアンルーレットやろう！」

一「えっなにそれ
そんなのやったことあったっけ()」

十四松につられて、他の奴ら((
も声を上げた

ト「がっ、がんばれー」

一「…可愛い猫、いるよ」

カ「勝利の女神が、
姉さんをきっと導いてくれるさっ☆」

チ「まず論理的に考えて女性が1人ナイフだけでサイコパスに立ち向か
(省略)
…けど、応援してるよ、頑張って」

こんな状況なのに、
笑いがこみ上げてくる

あ「はいはい笑
個性たっぷりの挨拶ありがとっ」

お「ねえ、さん…

俺はいい、弟達たちを」

あ「弟達から見たら
どうしようもない兄かもしれんけど、
私からしたら大事な弟だから無理」

お「姉さん……」

東郷「素敵な兄弟だね
だけど、そろそろ茶番は終わりにしよう」

東郷の言葉に、私は身構える

東郷「そうだ。
君の命と引き換えに
弟達を逃がすってのはどうだい？」

あ「…本当に、
弟達を逃がしてくれるんだな？」

東郷「もちろん、約束は守るさ」

「だめだ」「そんなことしないで」

そんな声が聞こえてきた


誤解が招いた悲劇なら

私が撒いた種だから

私の手で終わらせる

血塗られたステージに

弟達を立たせるわけにはいかないから


あ「わかった、乗ろう」

※つづく

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