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「坂田くんは、どの辺りに住んでたの?」



坂田「えーっと…△△区あたりだよ!ここから30分もかからないし」



「へーえ……そうなんだね」



朝のニュース番組をゆったりと見ながら、


坂田くんとまふくんは食事を続ける。



「あ。二人は大学今日あるんだっけ?」



まふ坂田「あるよー」



ぴったりの息でちょっと笑ってしまった。



「そっか、じゃあ午後までゆっくりできるね」



私はキッチンで自分のお弁当作り。


相変わらず冷凍食品の手抜き。



まふ「ん〜僕は作業しようかなぁ…」


坂田「えー!じゃあ俺はどうしよっかな!」



「坂田くんは来たばかりなんだから荷物整理しないとでしょ?笑」



すると、少し残念そうな顔をすると渋々ながら


「はーい」と返事がした。



「じゃ、私は学校あるからじゃあね!」



お弁当を袋にいれて、颯爽とリビングから出ていく。




坂田「…素敵な子だね!」


まふ「でしょ?…僕の大切な人」


------------



玲光「はぁ…いつ光陽さん会えるんだろう…」


「なんちゅー顔してんの…」


教室移動の時、お手洗いに行く時、


全ての動作に、ため息とこのセリフが付いてくる。



完全に光陽に惚れている。


中身もなにもluzくんなのだけれど。


玲光の脳内は光陽(luz)で染まりきっている。


「また空いてる日聞くからって…」


玲光「もーさ!光陽さんluzくんと超そっくりだし!トークもできるし最高じゃない!」



「あーはいはい、分かった分かった」



軽く話をスルーしながら私は授業内容に集中した。



葉月「乙女かよ!気持ちわりーな」


玲光「はあ?なんて?葉月のくせに生意気言うわ」


バカでかい声で言い争いを始めると、周りの視線も集中しだしていく。



葉月「ま、俺も光陽さんには会いてーけどな」


表情をかえ、寂しそうな様子を見せる。



「……葉月」



luzくんのこと、気に入ってくれて良かった。


このこと伝えたが嬉しいよね、きっと。



家に帰るのを心待ちにしながら、


私は授業に集中した。

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氷雨*夜更け_時雨 - 受験頑張ってください!!!あとお体にも気を付けて...。 私もひきフェス当たらなかったので行かないです() 更新頑張ってください!応援してます! (2017年5月7日 5時) (レス) id: 60df997ed4 (このIDを非表示/違反報告)
涼月 結羽(プロフ) - るりさん» コメありがとうございます!本当ですか〜!会ってたかもしれませんね!笑 更新頑張りますよ(`・∀・´) (2017年4月1日 12時) (レス) id: 8d90c46065 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!!私もXYZ東京初参戦でした!← (2017年3月28日 22時) (レス) id: fbbf934865 (このIDを非表示/違反報告)
涼月 結羽(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます~!更新頑張りますよ~~!楽しみに待っててもらえるなんて光栄です…笑 (2017年3月28日 20時) (レス) id: 8d90c46065 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 更新頑張ってください!楽しみにしてます。('∀') (2017年3月24日 17時) (レス) id: c841c9b227 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼月 結羽 | 作成日時:2017年1月10日 18時

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