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怪訝な顔をしてシリウスを見つめていると少しづつ笑いが治まってきた。


『なんだい?シリウスくん?私に決闘でも挑もうってか?お?』




シ「っクク、、、悪ぃ悪ぃ、。……今まで考えてたことがバカみてぇ、って思ってな、。いや、、馬鹿だったわ。」




『ちょっと待って自己解決しないで話の筋が読めません』





シ「…俺、お前のこと疑ってたんだよ。本当に純血主義じゃねでのか?って。」






……ああ、なるほど。




『…まぁ、、、太宰家はそーゆーのが得意だって言うもんねぇ。言われてみればたしかに。あんなに汚い考えの元で育ってたら普通に遺伝するよなぁ。』



まぁ私には兄がいたし、周りに信用ができる大人買いだからあんな奴らにはならなかったけど。



シ「…おう、勝手に決めつけて、お前がもし俺たちと違ってたらどうしよう、そう考えてたんだよ。……悪い」





そう言って私の瞳を申し訳そうに見つめてきた。








なんて言うか、、



『シリウスってワンちゃんみたい』






シ「……は!?」




ジ「ぶっ!!!ぶはははははははははっ!!ちょ、ちょ、莉奈!な、なんで今そう言うこと言うの絶対言う空気じゃなかったでしょははははははっ!!!!」







『いや、だって耳垂れてるの見えたからキューンって言ってたから「言ってねぇよ!!!」……まぁ、、、冗談は置いといて。…大丈夫だよ。全然気にしてない。というか当たり前のことだし、その警戒心は大いに結構。簡単に信用するより私はいいと思う』




そういうと彼は目を見開いていた







『それより、今こう信用してくれたのが本当に嬉しい。大抵の人はね、太宰家と言われたら私から離れてくの。例のあの人に最も近い家系でもあるからね。だから私は同級生で友達ができたことがなかった。…それでも、あなた達は信用していなくても初めから一緒にいてくれた、こうやって信用してくれた。…それだけで私は本当に嬉しいよ。…ありがとう』







そういうと照れくさそうに彼は頭をかいた。







シ「…俺の方こそ、ありがと、な。」






そう言ったシリウスを見つめ私たちは笑いあった。

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Emerarudo(プロフ) - まぐろさん» 頑張ってください!応援してます! (2021年12月4日 19時) (レス) id: b35a108ce4 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - Emerarudoさん» ありがとうございます!!これからもこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年12月4日 0時) (レス) id: 70b980a7b4 (このIDを非表示/違反報告)
Emerarudo(プロフ) - 面白かったです。 (2021年12月3日 20時) (レス) @page5 id: b35a108ce4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぐろ | 作成日時:2021年10月6日 0時

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