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「撮影終了でーす!ありがとうございましたー!」








しゅんちゃんの声で、周りがどっと湧き拍手が起こる。



私は、この瞬間が大好きだ。



ポケットに入れた紙を取り出し、出来る限り綺麗に引き伸ばす。





「ふぅー…」

















「しゅんちゃ…!」


足元でカサリと物音がした。


唇が震えて、声が出ない。



目の前で楽しそうに話すチカさんとしゅんちゃん。





その姿は誰がどう見てもお似合いで、あぁ見たくない、そう思っても根っこでもついたかのように、動けない。




呆然と2人の姿を見ていると、ふいにチカさんがこっちを向いた。



バッチリと目があって、私を見つけたチカさんの顔がパッと明るくなった。







駆け寄ってくる彼女が恐くて、一歩後ろに下がる。


でも逃げることはできなくて、チカさんは私の手をぱっと握った。







「Aちゃん、ありがとう。どうにか自分で連絡先は交換できたから。ごめんね」




「そう、ですか…」








しゅんちゃん、やっぱり交換したんだ。









そりゃ、、そうだよね…






こんな綺麗で、おまけに愛嬌まであって。










きっと、ベッドの上でも綺麗なんだろうなぁ。




耳元に聞こえるチカさんの声は、キンキンとうるさくて耳を塞いでしまいたくなる。




愛おしそうにしゅんちゃんの事を話すこの人の頬を引っ叩いて、私の方が好きだと叫びたい。













「Aちゃん?」





あぁ、やばい





泣きそうだ…




「すいません」

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なる - 久しぶりに泣きました!こんなに良い作品を作ってもらってほんとに感謝です、、!ありがとうございます! (2023年1月27日 21時) (レス) @page33 id: 0a17aac8c4 (このIDを非表示/違反報告)
コットン - 毎日更新してくださりありがとうございます!次のお話も待ってるよ(о´∀`о) (2022年11月13日 9時) (レス) @page33 id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
サママリネ - めちゃ良かったです! 次のお話も楽しみにしてます✨ 更新頑張ってください❤️‍🔥 (2022年11月13日 8時) (レス) @page33 id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年10月30日 23時

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