【天月】天使の仮面を被った悪魔。

4話＊ ページ4

『ｾﾞｪ…ﾊｧ…ｾﾞｪ…ﾊｧ…

もうマジ無理、階段つらし。』←



ｺﾝｺﾝｯ


『酒井せんせーいらっしゃいますかぁー？』


酒井｢こらこら、語尾を伸ばすんじゃない。｣


そらる｢まぁいつものことでしょ、Aなら。｣


『うっせぇそらる。』


そらる｢ひど。一応生徒会なんですけど。｣



ひどくないひどくない、これがふつう。←


『っていうか先生、ちゃんとノート持ってきたのになんで職員室いないんですか！？』


酒井｢わりぃ、忘れてた。｣



教師が忘れるのってどうなの。



そらる｢そういえば、今日お前天月に絡んだんだろ？｣



え？


『ちょっと待って、伝達早くない？

ちょっと前に起きた出来事なんだけど。』


そらる｢なんか女子が騒いでた。｣



女子って怖いなぁ…


『まず絡んだんじゃないし、絡まれたんだし。

あれ、でもぶつかったのは私だから絡んだのは私なのか…？』



そらる｢まぁどっちでもいいんだけど。｣


いいのね。←


そらる｢意外と天月に目付けられたりして…｣


『こんなモブに誰が目をつけるんじゃい。』


そらる｢わかんないじゃん、漫画とかでもよくあるよ？｣



そんなわけない。


そんなことあったら逆に女子に目をつけられて私がヤバイわ←



回想

女｢私の天月くんを取らないで！！｣

女｢モブのくせに天月くんに近づかないで！！｣

回想終了


的な…？




嫌だなぁ…


だってさ、女子に囲まれたら絶対香水臭いじゃん！？←


そのなかで呼吸するとかむりむり←




そらる｢まぁそのときはがんばれー。(棒｣


『あなたかなり棒読みですけど！？』

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