3話＊ ページ3
ーーー
とりあえず落ち着かない。
周りの女子からの視線が痛い。
その目は、私達の天使に何してくれてんのこの野郎と訴えている。
『いや、冗談だよね？』
天月「……本当に大丈夫？どこか怪我してない？」
なんでだろう、私のことなんか放っとけばいいのに。
イケメンはやっぱり違うなぁ。
『大丈夫です、ありがとうございました。って、やっばいノート！！』
忘れていた。
前回ノートを忘れた時は雑用やらされたが、今回は校庭を5周は走らせると言われたので本当に焦っている。
あいかわらず耐えることのない女子の群れにもう一度飛び込んで、今度は普通の姿勢のまま突き進んでいった。
チラリとスマホの時計を見れば、もうこんな時間。
嘘だろ。
靴を雑に履き替えて、廊下を全力疾走する。
時折先生達からお怒りの声が聞こえるが、気にしない。今はそれどころではないのだ。
『ま、間に合えぇぇぇぇぇぇぇ！！！』
叫びながら職員室のドアを勢いよく開ける。
それに驚いたのか、ほぼ全員の教師がこちらを見ていた。
『物理の酒井先生居ますか？！！』
先生「あ、えっと、酒井先生なら生徒会室に居ると思いますよ…？」
あの教師私よりも執務が大事なのか、と内心愚痴を零す。
もう一度来た道を引き返し、階段を上がって生徒会室へと急いだ。
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ヤクルト - おもしろいです！応援してます！続きが、気になるです←これからもがんばってください！ (2018年8月22日 7時) (
レス) id: 289474b1ca (このIDを非表示/違反報告)
はなつん(プロフ) - せつない、せつなすぎます天月君!! (2018年8月20日 1時) (レス) id: 1006204416 (このIDを非表示/違反報告)
はなつん(プロフ) - 夢主ちゃん、やりましたね!!天月君をホレさせましたかね? (2018年8月18日 0時) (レス) id: 1006204416 (このIDを非表示/違反報告)
はなつん(プロフ) - 夢主ちゃん面白い(笑) (2018年8月16日 17時) (レス) id: 1006204416 (このIDを非表示/違反報告)
はなつん(プロフ) - なんで悲しそうな顔なんですか、天月君!← (2018年8月15日 0時) (レス) id: 1006204416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリンク＆starlily x他1人 | 作成日時：2018年7月19日 14時
