男性恐怖症の私が初めて恋をした7【まふまふ】

213話 ページ13

母子手帳も受け取り7週目に入った



この時期は流産の危険性があるらしい



期間は2週間



１週間がすぎてあと１週間



1日1日がすごく長く､すごく怖く感じる



毎日真冬がそばにいてくれる



大丈夫だよって言われるとほんとに安心する



妊娠のことは周りだとまだ96ちゃんにしか伝えていない



ここで赤ちゃんがﾀﾋんじゃったらどうしようもないからね



私にも流産の可能性は十分にある



お酒もタバコもやってない



真冬が安静にしてなさい！とずっとソファーに座らせられてる



でも私は妊娠が発覚する直前まで風邪だと思いお医者さんからもらった薬を飲んでいた



市販の薬はリスクが高くなると聞いたけど



私は医者からもらった風邪薬だけど妊娠なんて思ってもなかったから市販と同じ扱いになるのだろうか



そこが不安で仕方ない



でももう飲んでしまっているからあとは結果だけ



真冬もたくさん調べてくれて流産になりにくい食べ物とか逆になりやすい食べ物とかを教えてくれた



あとストレスも関わるらしくよく外に連れ出してくれる



4月に入って桜も満開


外はあったかくてとても気持ちいい



この時期に被ってよかったなって思う



多分他の時期だと外にでるのも疲れる



まぁ今日は真冬が曲作成のために私も家にこもりっぱなしで外に出れてないけど←



ほとんど家で作業している真冬とはいつも一緒に入れて嬉しい



でも真冬が仕事してる間暇なんだよね、



いつもはお菓子作って見たり洗濯に掃除



とりあえず家のことをやるんだけど



今は全部禁止された



何かしようとすると真冬がすぐ怒る



けど逆にストレス溜まりそう



ていうことで交渉行ってきます←



ｶﾞﾁｬ


作業部屋に入る時はノックなし


録音してたら申し訳ないし普段ヘッドホンしてるから聞こえてない



今も入るとパソコンとにらめっこ中の真冬


肩を叩くと気づいてヘッドホンを外してくれた



ま「どうしたの？」



『お願いがあるの


絶対無理しないから今まで通り過ごしたい』



ま「だめ。赤ちゃんﾀﾋんじゃったらどうするの」



『私だって嫌だよ


でも今の方が私にとってストレスを感じるの』



「…ほんとに無理しない？絶対？」



『絶対』


「何かあったらすぐに僕呼ぶんだよ」



『うん。ありがとう』



その後1週間は何事もなく順調に過ぎていった

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