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巻ノ百五十一 ページ6

カカシが担当上忍を任されてしばらく、何度か担当を持つがみんな落第、問答無用でアカデミーに戻されている。

アカデミーを卒業した下忍からは噂される先生になってしまい、カカシの合格基準を満たした子たちはまだいない。




三代目の使いで里内を走っていれば、だんごと書かれた看板が視界に入り自然と足が止まる。

まあ急ぎでもないし、少しぐらい いいよね。


貴「ん?あれは・・・」

ガイにアスマ、それに紅。あの子達、ホント仲良いわね。

だんご屋に見知った顔が見えると声をかけようと足を一歩踏み出した時、名を呼ぶ声に振り向いた。

貴「ん?あ・・・!カカシっ。
わあ、こんな時間に会えるなんて珍しいわね」


目の前まで小走りで駆け寄ると「ふっ」とカカシは目元を細めながら小さく笑い、前髪をそっと撫でられる。

カカシ「前髪、はねてますよ」

貴「あ、ホント?ありがとうっ」


カカシ「もしかして、仕事終わりですか?」

貴「んー、残念ながら仕事中。
三代目の使いで、丁度 向かってるところでね」

首を振って肩を落とすと、腰に手を当てて諦めたように小首を傾げて笑ってみせた。


カカシ「使い・・・そのわりにはだんご屋に足が向いてるような気がしましたけど」

貴「ウっ・・・なんだ、見てたの。三代目には秘密よ?
そうだ、一緒に食べていく?」


手を握って軽く引っ張ると空いている方の手が頭に乗る。

カカシ「そうしたいとこですが、また今度で」

貴「そっかっ。じゃあ今日はなるべく早く仕事終わらせてご飯作るよ。最近カカシに任せっぱなしだったしね」



カカシ「あぁ、気にしてないのでいいですよ。火影補佐なんだから、忙しいのは当たり前でしょ」

貴「んーん、久しぶりに一緒にご飯食べたいの。私がね」


カカシ「!・・・そうですか」

一瞬 目を大きくしたカカシが目元を細めて笑ってるのを見ると腕をグッと空に向かって伸ばし、息を大きく吐いた。

貴「よしっ。大急ぎで仕事終わらせてくる」

カカシ「フっ。ハイ、待ってますね」

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白花(プロフ) - わわさんさん» そう言っていただけて嬉しいです!ぜひ、これからもよろしくお願いします😊ありがとうございました💗 (9月18日 11時) (レス) @page18 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
わわさん - 好きな作品でしかも好きな設定だったので一気見しちゃいました!✨️✨続きが楽しみで仕方ないです!!! 更新待ってます (9月10日 23時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - めぐみさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!クシナとミナト、しばらく出せないと思うと寂しいです😭ようやくナルトたちと関わってきますので、お楽しみに☆ (8月15日 21時) (レス) @page14 id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 久々に一気読みするほどどハマりしました!クシナとミナトのあの名シーンは感動ものですね、、、続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください‎(๑˙꒳​˙๑)و (8月15日 14時) (レス) id: 206425900b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます!見ていただいて嬉しいです☺︎︎ (8月10日 22時) (レス) id: 0948fc59e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2023年8月6日 20時

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